たったこれだけの心掛けで卓球Tリーグもを楽しめる
- 2018/12/10
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Tリーグに興味が湧かない人へ
卓球界も中国勢に引けを取らない選手が登場し、さらにプロリーグTリーグも始まってテレビ中継も始まりましたが、どうにもこれにはついていけない感が漂っていませんか。
まず、玉が小さくて速くてほぼ見えづらいこともあります。
それが昨今の高速卓球で何がどうなっているのか、さっぱり見えないので全然、関心も無いと言われてもただただ同情してしまいそうです。
Tリーグなどは試合も国内のとってつけたようなチーム同士の試合で、どちらが勝ってもそれがどうしたレベルでしかありません。
関係者には失礼ですが、現状ではプロリーグ化したこと自体に拍手を送るしかないところでしょう。
しかしこれでは、来る東京オリンピックで期待のメイン競技になろうかと言う卓球が楽しめるはずもありません。
そこでその観戦のポイントを整理しておきましょう。
見えない玉の回転を見ようとする
卓球では得点が決まるシーンのパワー溢れるスピードと高いテクニックによるコントロールの正確さが、最大の力量の差が現れるところかなと思うのが一般人でしょう。
確かに卓球の難しいところは、高速で飛んでくる玉を狭い台に返すところにあります。
そしてそれがより正確に相手が返しにくい位置に返せる選手が上手な選手かと思えるでしょう。
実はそんなことだけであれば、一流卓球選手は誰でもできることなのです。
難しいのは玉にあらゆる回転がかけられていることです。
順回転、逆回転、そこに左右の回転も加わり、そのかけ具合は無制限なほどのパターンがあるのです。
しかし、どんな動体視力が優れていても、球の回転具合を把握するのは困難です。
そこで相手が玉を打つ瞬間の体勢、目線の動きなどからも想像を膨らませているのです。
そしてそれにいかに早く反応できるかも勝負を左右しているのです。
サッカーではボールの中心をストレートに降り抜けば無回転シュートも生まれますが、卓球では構造的に有り得ません。
ぶれながら飛んでくる玉こそありませんが、その代わりほぼ変化球の勝負となるのです。
直球になるのはよほどのチャンスボールを叩き付けた場合だけでしょう。
それ以外は必ず変化球を変化球で打ち合ういかにも難しいスポーツだったのです。
・スマッシュばかりが見どころではない
サッカーで数少ないゴールシーンを見たがるように、卓球もスマッシュシーンをチェックしたいのが普通の人でしょう。
その際の決めた選手のドヤ顔も決められた選手のガックリ顔も一画面の中に収まってくれますので対照さを楽しめて面白いものです。
それに気が付くのは、何もガンガンスマッシュを決めずとも、勝手にミスって自滅してくれているようなポイントも数多くあります。
そのミスはどうして起きたのか、それはほとんどの場合、相手が仕掛け玉の回転による落とし穴にはまったミスなのです。
選手の気持ちに成ろうとする
球技でこれだけ選手の顔がアップされるのは、カーリングの次くらいではないでしょうか。
ただし、カーリングは球技ではないのかもしれませんし、スポーツにはいるのかさえ問う人もいるくらいです。
激しい瞬発運動を繰り返し、ポイントが決まった瞬間の雄叫びや形相も張本智和を始めとして一様に凄いものがあります。
かつて地味で冴えないと思われていた卓球が、あらゆるスポーツの中で最も感情移入がしやすいとも言えるのです。
・相手が近過ぎる
卓球は対戦相手の吐く息が届いてきそうなくらい目の前にいます。
ですから、表情もくっきり目に映りますので今、どんな心理状態なのかが良くわかります。
もちろんそれは選手もわかっていますので、なるべく表情に出さないようには心掛けていますが、それでも探り合うには十分な近さなのです。
そこをテレビで見てどちらの選手はどういう心理状態なのかを想像するのも、卓球観戦の醍醐味になるのです。