帽子を楽しめるオヤジはおしゃれでかっこいい!
- 2017/04/21
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帽子って、かぶりますか?
かぶらない人の方が、多いですよね。
かぶらない理由がありますか?
ちなみに私の独自調査によると
「かぶってみた事はあるけど自分には似合わなかった」
という理由がダントツです。しかし本当に帽子の似合わない人はそんなにいません。似合わないと思っているのは、似合う帽子をかぶった事がないからです。
もともと帽子は顔に近いファッションアイテムですから、メガネと同様、イメージアップやイメージチェンジには持ってこいなのです。
では、どうやったら似合う帽子で楽しむことが出来るのでしょうか?
◇大切なのは「どんな印象を出したいか?」
ファッションとしての帽子なら、イメージアップやイメージチェンジにぜひ帽子を使って欲しいものです。その時に必要なのが「自分のイメージをどうしたいか?」という事です。
「普段はゆるいイメージが強いからキチッとした印象に変わってみたい」とか「プライベートでも真面目っぽく見えてしまうから、もっと親しみやすくなりたい」とか「恐そうなイメージがあるから、優しそうな雰囲気にしたい」とか、普段のイメージをより良くする事に使えるのです。そんな風にイメージを変えられたら、楽しいですよね?
顔に近いアイテムほど、相手の印象を直接的に変える事が出来るので、帽子は使いこなせると、とても便利なのです。
◇帽子の種類を知る
帽子には様々な種類があります。それぞれに特徴的なイメージがあり、合わせ方も少しずつ違ってきます。ですからまずは、どんな帽子があり、その中でかぶってみたい帽子を絞り込んでおくと良いでしょう。おおまかな種類としては
・ハット
・ハンチング
・ベレー帽
・ニット帽
・キャップ
こんなものが挙げられます。
この中でハットはフォーマルにも使われるカタチです。キチンとしたイメージが出せますし、キザな雰囲気も出せます。
そんなフォーマルな帽子をかぶっていた昔の貴族など上流階級の人たちが、狩猟などで実用性を求めた時に使われたのがハンチングと言われます。ハンチングの種類の中にキャスケットというのもありますね。これらはやはりカジュアルなイメージです。
ベレー帽はツバのないキャスケットに近いカタチですが、そもそもはスペインとフランスの国境にあるバスク地方の民族衣装からきていると言われます。現代のイメージでは、漫画家がかぶっていたり、さらには軍隊でもかぶるイメージがありますね。
ニット帽はその名の通りニットの帽子です。冬に大活躍しますね。カジュアルなイメージです。
キャップというのは、前部分にツバの付いたもので、代表的なのはいわゆる、野球帽です。現在ではワークキャップなど、色々な種類が出ているので色々選べます。これもまた、カジュアルな印象です。
どれもかぶった時の印象は結構変わってきます。このカタチと、それぞれの持つ印象を大まかに知っておくと選びやすくなります。
◇その上で、自分に合ったカタチを考える
まずは「自分がどうありたいか?」が大事なのは帽子に限らずファッションの基本です。その上で、カタチを見ていきます。
顔に近いファッションアイテムとしてはメガネも同様なのですが、基本となるのは「顔馴染みが良いものを選ぶ」という事です。ここをベースにして「どうなりたいか?」というプラスアルファの要素を考えていきます。
ここまでの流れをおさらいすると
1.帽子をかぶった時にどんなイメージになりたいかを決める
2.イメージに合わせたデザインの帽子をある程度絞り込む
3.その中から自分の顔に馴染む帽子を絞り込む
4.それをベースに理想のイメージに近づけるためのプラスアルファがあるものを選ぶ
という事です。
大事なのは「3.」です。大抵はこの「3.」が抜けるので「自分には似合う帽子がない」なんて思ってしまうのです。逆に「3.」を押さえることが出来れば、帽子選びはスムーズにいくものです。
この「3.」をする際のチェックポイントは細かく書くと長くなりますが、大まかに言えば、顔の幅と長さ、そしてアゴのラインに合わせたカタチの帽子を選ぶのが基本です。
◇かぶる日の行動予定を把握する
さて、帽子で問題になるのが、マナーとの兼ね合いです。ここも事前に把握しておきましょう。小さい頃に「室内では帽子を脱ぎなさい」と教わりませんでしたか?
もちろんこれは基本中の基本です。ただ、実際の行動としてはこれが全てではありません。大人ですから、もっと臨機応変な対応が出来ると良いのです。
マナーの基本は、相手に不快な思いをさせない事ですよね。そういう意味では、最近は帽子をかぶったままでも特に問題のない場が増えました。つまり、ファッションに対して寛容な場が増えたという風にも言えますね。
ちなみに私が通っていたファッションの専門学校では、授業の際に安易に帽子を脱いだら怒られました。「帽子まで含めたファッションで来ているのに、帽子を外す事でファッションとしてのクオリティが崩れるなら、それは相手に対して失礼になる場合がある」という事なんですね。もし帽子を外すなら、外した時のヘアスタイルも考えておく必要があるという事です。
「室内に入ったら帽子を外す」というのはそもそも相手への配慮です。そこを意識せずに行動だけ模倣するのは、ファッションではないのですね。ですから、帽子をかぶる時はその日1日の行動を事前に想定しておく方が良いのですね。
例えば、買い物でお店に入ったり、気軽に入れるレストランで食べる程度の事なら、帽子をしたままで1日通せると考えても良いでしょう。
ちょっと良いレストランで豪華なディナーを楽しみたいのであれば、帽子を外す事を想定してヘアスタイルに気を遣う様にするか、帽子を諦めるか、という選択肢が出てきます。
私は帽子をかぶると決めた日は、基本的に帽子を外しません。帽子の下のヘアスタイルは、何にもしないからです。ヘアスタイルのセットが面倒だったりマンネリ化してきた時、パッとかぶればそれで印象が良くなるのですから。便利ですよね。
だからこそ、その日の行動は事前に想定しておきます。家族で出かける時は特に、想定外の予定変更もありますから、そこもある程度想定範囲内に入れて考えます。そうする事で1日を楽しく、お洒落に楽しめるのです。
以上、帽子を楽しむコツをお届けしました。帽子を楽しめる格好良いオヤジになりたいものですよね。