女性用ショーツ愛用者急増中!?パンティーについて詳しく知ろう
- 2016/10/11
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もちろん嘆かわしいと思っている女性もいます
「パンティー(ショーツ)」と言えば、多くの男性は女性が穿く下着だと思うでしょう。スケベ心丸出しで臭いを嗅いでみたり、頭に被ったり、時には好奇心で穿いてみたりすることはあるかもしれませんが、日常的に使おうとは考えないかもしれません。穿いている男性がいたとしても、それは女装が趣味なんだと苦笑するでしょう。
けれども最近は、10~20代を中心にパンティーを常用している男の子がたくさんいます。彼らは別に男性が好きではなく、女装趣味もありませんが、そのデザインや着心地に惹かれて愛用しているのです。それを露骨に「日本男児が嘆かわしい」と非難したら、「オジサン」扱いされて、冷たい目で見られるかもしれません。
違いは付いているものを納めるところ
そもそもパンティーと男性用下着はどこが違うのでしょうか。決定的なのがセンター部です。当然、男性用は性器を納めるために、膨らみがあります。パンティーには無いので、たとえサイズが合っていても、その部分だけきつくて入りません。また、男性用は性器の保護と残尿の吸収のために、センターの生地が二重になっている場合がほとんどです。
パンティーを愛用している男性は、それが嫌なのです。「いや、性器があるんだから窮屈でしょうがないでしょう? それとも小さいのか?」と言いたくなるかもしれませんが、むしろその圧迫感を着心地良く感じているのです。
デザインも素材も楽しめるパンティー
さらに男性用の下着は性器を囲むようにステッチ(縫い目)が入り、生地も厚くなるので、見た目が悪くなりがちです。女性にも残尿や生理があるので、「クロッチ」と呼ばれる股下の当て布が必要ですが、それが無いパンティーもあります。ナプキンが受け止めてくれるからです。ステッチが両サイドだけで済むので、純粋にデザインだけを楽しめるのです。
他にも、パンティーは素材にシルクが使われていることが多く(コットンも多いです)、そのツルンとした穿き心地は一度経験するとやめられなくなります。シルクで作られた男性用下着もありますが、値段が高く、入手しづらいのが難点です。伸縮性に乏しいためビキニにも不向きです。その点、シルクのパンティーならどこでも安価で購入できます。
最近は男性用のパンティーも売られていますが、性器を納めやすいように伸縮性のあるナイロンやポリエステルで作られています。シルクにはまった男性には物足りないようです。
男性だって堂々とパンティーを買える
では、女性用のパンティーをどこで購入するのか。それは普通にワコールやトリンプなどの下着専門店です。プレゼント目的で来店する男性もいますし、たとえ女装用だったとしても販売員は快く応対してくれます。もちろん通販で買うなら、誰かに知られる心配はありません。穿いているところを、うっかり見られないように気をつけるだけです。
女性が男性用下着を穿くのは、褌さえ市民権を得ています。そう遠くないうちに男性がパンティーを穿いても違和感の無い日が来るかもしれません。ゴルフの後や社員旅行の入浴で動揺しないよう、今から免疫を付けておきましょう。