あの選手もそうだった!ドラフト下位指名から活躍した選手を紹介
- 2018/11/04
- ライフスタイル・娯楽
- 331view
- スポーツ
- スポーツ
- プロ野球
- 日本
- 選手
- 野球
あの選手も下位指名だった!
10月25日に行われた、2018年ドラフト会議。
今年も多くのアマチュア選手が指名され、プロへの仲間入りを果たしました。
そんなドラフトではどうしても上位の選手に話題が集中しがちですが、しかしもちろん下位指名から活躍をした選手も多くいます。
ここでは下位指名での入団から、第一線で活躍するまでになった「掘り出し物」をご紹介したいと思います。
新井貴浩(1998年ドラフト6位)
今シーズン限りで現役引退を表明している新井貴浩選手。
そんな新井選手は、広島東洋カープにドラフト6位で入団。
入団後はメキメキと成長し、広島・阪神の4番打者として活躍しました。
本塁打王と打点王を1度ずつ、そして2016年にはMVPを受賞。
積み重ねた安打は2203本、本塁打は319本と通算成績も堂々たる成績。
ここまでの選手になるとは、担当したスカウトにとっても予想外だったのではないでしょうか。
宮崎敏郎(2012年ドラフト6位)
横浜DeNAベイスターズの主軸として活躍している宮崎敏郎選手。
この選手も下位指名からの入団でしたが徐々に出場機会を増やしていき、2017年には首位打者を獲得。
また2018年も.318 28本 71打点と好成績を残しており、リーグを代表する三塁手に成長しました。
来年は30歳で迎えるシーズンになりますが、まだ伸びしろはありそうです。
大島洋平(2009年ドラフト5位)
2009年、ドラフト5位で指名された大島洋平選手。
高い打撃技術と俊足、さらに広い守備範囲でレギュラーを掴むと2012年には盗塁王を獲得。
2014年には球団歴代最多安打も記録し、中日になくてはならない選手に成長しました。
中島裕之(2000年ドラフト5位)
埼玉西武ライオンズの遊撃手として活躍し、現在はオリックスでプレーをしている中島裕之選手。
最多安打や最高出塁率のタイトルも獲得している大物ですが、この選手も下位指名で入団をしています。
有望野手の獲得に長けている西武ですが、ここでもそのスカウト能力が発揮されました。
千賀滉大(2010年育成ドラフト4位)
「お化けフォーク」が代名詞となった千賀滉大選手。
そんな千賀選手は、なんと下位指名どころか育成指名で福岡ソフトバンクホークスに入団。
2013年にリリーフでその才能が開花し、2016年からは先発陣の中心として活躍をしています。
2017年には最高勝率のタイトルも獲得。
育成枠というシステムが無ければ指名漏れしていた選手なわけですから、わからないものです。
中島卓也(2008年ドラフト5位)
日本ハムの正遊撃手・中島卓也選手。
ファウルで球数を稼ぐ粘りの打撃と広い守備範囲、そして盗塁王も獲得した俊足を持ち合わせた選手です。
2016年の優勝にも貢献しており、この選手が5位で獲れたことは日本ハムにとって「お買い得」でした。
福浦和也(1993年ドラフト7位)
今シーズン、念願の2000本安打を記録した福浦和也選手。
2001年には首位打者も獲得しています。
そんな福浦選手も、ドラフト時は7位と下位指名。
まさか42歳になっても現役を続けているとは、当時の本人も思いもよらなかったのではないでしょうか。
プロでは誰にでもチャンスあり!?
いかがでしたか?
ここに挙げた選手はほんの一部で、下位指名から活躍した選手はまだまだ多くいます。
上位の選手ほど成功しやすい傾向にはありますが、しかしプロに入ったからには誰にでもチャンスは与えられます。
そのチャンスを掴むか、それとも掴み切れずに終わってしまうのか。
ドラフトで来る者もいれば、戦力外となった選手も多くいるこの季節。
上位指名選手も下位指名選手も、入団してからが本当の勝負となります。