五輪正式競技となった3人制バスケットボールの面白さに迫る!
- 2018/08/06
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東京オリンピックの新競技!
2020年に開催される、東京オリンピック。
まだまだ課題も残されていますが、その日は着実に迫っています。
そんな東京オリンピックでは新競技もいくつかあり、3人制バスケットボールもその1つ。
バスケットボールと言えば多くの人にとって5人制が馴染み深いと思いますが、3人制ならではの面白さは何なのか。
東京オリンピックへの予習として、ご紹介したいと思います。
コートは半分!ゴールは1つ!
3人制バスケットボールはハーフコートで試合が行われ、そして使用するゴールも1つ。
広い場所を必要としないことから、ストリートバスケでも古くから人気があります。
元々バスケットボールは攻守がめまぐるしく変わる競技ですが、コートを半分にすることによってプレイはよりスピーディーに!
狭いコートで6人の選手が入り乱れ、次々と攻撃と守備が入れ替わるさまは観客を熱狂の渦に引き込みます。
このスピード感は、3人制バスケットボールの大きな特徴と言えるでしょう。
試合時間はわずか10分!KO制も有り!
5人制のバスケットボールの試合時間は10分を1クォーターとして40分ですが、3人制の場合は10分ピリオド。
さらに21点を取るとその時点で勝負が決まるというKO制もあり、よりスリリングな試合を楽しむことができます。
5人制がマラソンとすれば、3人制はさながら短距離走。
あっという間に試合が決まってしまうという緊張感、21点間際のプライドを賭けた攻防・・・。
長いスポーツを観るとダレてしまうという人も、3人制バスケットボールなら最後まで楽しむことが出来ます!
コンタクトプレーが多い!
5人制よりも、半分のコート面積で試合が行われる3人制バスケットボール。
その狭さゆえ体の接触も非常に多く、コンタクトプレーが激しい点も3人制の特徴です。
その激しさは、バスケットボールをあまり知らないという人にも興奮と緊張感を与えるには十分。
個人技が活きやすい!
5人制と3人制。
どちらもチームスポーツである点は変わりませんが、人数が少なくコートが狭い3人制ではより個人技が活きやすい傾向にあります。
思わず真似したくなるようなプレーも次々と飛び出し、魅了されること受け合い。
オリンピックを契機に、バスケットボールを始める子供が急増する可能性も?
番狂わせが起きやすい!
5人制バスケットボールには「スリーポイントライン」がありその内側が2点、外側が3点となります。
しかし3人制バスケットボールの場合は「スリーポイントライン」が「ツーポイントライン」となり、内側が1点、外側が2点に設定をされています。
つまり5人制の場合は線の外側のシュートは内側の1.5倍に相当しますが、3人制の場合は2倍に膨れ上がります。
こうした得点配分の違い、さらに試合時間の短さもあって3人制は番狂わせが起きやすく、5人制よりもギャンブル性の高い競技になっていると言えます。
プロリーグは日本のみ
このように、3人制バスケットボールには5人制とはまた違った楽しみ方が多数存在しています。
バスケットボールが好きな方はもちろん、そうでない方もドハマリする要素が大いにあるスポーツと言えるでしょう。
ちなみに3人制バスケットボールのプロリーグがあるのは、2018年現在で日本だけ。
あまりバスケットボールが進んでいる印象のない日本ですが、3人制においてはリードをしています。
まだまだその認知度は高いとは言えませんが、それだけに今後大きく成長する可能性を秘めているスポーツです。
ましてや日本がメダルを獲るようなことがあれば、人気が飛躍的の伸びるのは間違いなし!
日本バスケ界の活性化のためにも、代表の健闘を期待しています。