所属先が決まった村田!彼が日本プロ野球に復活する道3つとは?
- 2018/03/22
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NPB復帰への道
巨人からの電撃自由契約から5ヶ月近く経ち、BCリーグ栃木ゴールデンブレーブスへの入団が決まった村田修一。
その様子は自由契約をされた時と同様に大きく報じられ、話題を呼びました。
チームへの貢献はもちろんNPB復帰への決意も語っている村田選手ですが、そんな彼が再びNPBの舞台に立つにはどのような条件を満たさなければならないのか。
そこには本人だけではどうにもならない、巡り合わせと言える要素も絡んでくると予想されます。
圧倒的な成績を残す
北は東北、南は近畿までの10チームが2リーグに分かれて順位を争うBCリーグ。
村田選手が所属する栃木ゴールデンブレーブスは、そんなBCリーグのイーストリーグに属します。
日本にプロ野球チームはNPB12球団しかないと思われがちですが、独立リーグの球団は観客からチケット代を受け取ってプレーをしているれっきとしたプロチーム。
ただもちろんそのレベルはNPBには及ばず、NPB球団から解雇された選手がトップレベルの成績を残しているリーグです。
村田選手が復帰をするためには大前提として、ここで他を圧倒する成績を残す必要があります。
打率.387、32本、82打点。
これらは2017年のBCリーグで、各部門のタイトル選手が残した数字です。
何試合出場するかにもよりますが、村田選手はこれらを全て上回るようなペースで数字を積み重ねることが求められるでしょう。
ただ村田選手は昨年NPBで.262 14本 58打点という成績を残しており、ある程度の実力はすでに証明をされています。
それでも獲得を打診する球団が現れなかったということは、やはり復帰をするにはこうした成績以外の要素も必要になります。
NPB球団の事情が変わる
村田選手の昨年の成績を考えれば、手を上げる球団が現れないのが不思議なほど。
2017年の成績も序盤出番が少なかった中での数字であり、フルに出場すればホームラン20本近く計算出来ると言っても過言ではありません。
そのように計算が立つ村田選手が行き場を失うことになったのは、やはり年齢がネックになっている面があると思われます。
生え抜きばかりの広島が連覇をしているように、今のプロ野球界は育成がトレンドになっていると言えます。
村田選手がチームにいるとやはりレギュラーとして使いたくなりますし、獲得することは若手野手の出番を減らしてしまうことにも繋がります。
しかしシーズン中にレギュラー選手がスランプや故障、また若手も思うように伸びていなかったとしたら・・・。
そうなったチームが、村田選手を欲しくなったとしても不思議ではありません。
若手の手本になる
村田選手のような豊富な実績を持つ大ベテランには、時に個人の成績だけではなく若い選手への指導やお手本になることも期待されます。
BCリーグではNPBを志している多くの若い選手がプレーをしており、彼らにどういう姿を見せるのかというのもNPB球団の心を動かす要因となるでしょう。
独立リーグにはスカウトも派遣されていますし、村田選手がチームに良い影響を及ぼしていれば何らかの形でNPB球団にも伝わるはず。
技術があることは誰もがわかっていることなので、将来のコーチ候補として迎え入れる球団も出てくるかもしれません。
復帰なるか
1865安打360本塁打という輝かしい実績を持ち、本塁打王も2度獲得した村田選手。
ピーク時ほどではなくても、今でも十分に活躍できるこの選手を獲得する球団は果たして現れるのか。
2000本安打への期待もあり、復帰を願ってるファンは多いはず。
この成績でNPBに行き場を失ってしまった選手は近年いないだけに、その動向はまだまだ話題になりそうです。