犬のウンチによるダメージの大きさ

家の前で犬のウンチを見つけた日には、気分が落ち込んでしまいます。
単に汚い、臭い、不潔だとかだけではありません。
それはいかにも自分の家をトイレにされたような屈辱的な気分にさせられるからです。
可愛いペットのウンチならすぐに片付けられもしますが、知らない家の犬のウンチなど片付ける気にもなりません。
そうして放置して、風雨で流してくれるのを待っていたりもします。
その間、ずっと気分はウンチで冴えないままとなってしまうのです。
そんなことがたまたまでなく、繰り返されでもしたら知らず知らずのうちに人間不信にまで陥ってしまいかねません。
犬も習慣になって、自分の家の前に来ると決まってウンチをするようになっていたりする悲惨な事例もあるようです。
そうなる前にできることはやっておかなくてはなりません。
いろいろありますが、どれが効果があるかは相手次第でもありますので、早め早めに試してみましょう。

飼い主さん向けの対策

このような問題はマナーアップを自覚させるに尽きます。

・看板を設置する
より現実的で最もシンプルかつストレートな方法が、「ウンチはお持ち帰りください」などのやんわりしたメッセージの看板を置いておくことです。
製作が面倒であれば市町村によっては、配布してくれたりもしますので尋ねてみるのも良いかもしれません。

・ミニ鳥居を設置する
不法投棄対策では、木材を鳥居の形に工作して赤く塗ったものを置いておくだけで効果が認められています。
これを自作して家の前の適当なところに設置固定しておけば、飼い主さんもウンチの後始末をしてくれることが期待されます。
鳥居の前では神様に見られているような気がするという心理を利用したものです。

・ダミーの防犯カメラを設置する
見た目がダミーとわかりやすい防犯カメラでも大丈夫です。
それがこの家の人が犬のウンチを嫌がっていることのメッセージとなるからです。

・挨拶をする
もしも何度か繰り返されていて、ウンチされている大体の時間も見当が付けられれば、その時間に家の前で待っておきます。
そして犯人らしき犬と飼い主が現れたら、問い詰めるのではなく気持ちのいい挨拶をしてみましょう。
次回からはウンチの始末もしたくなるものです。
それでもダメだったら、注意に転じるしかありません。
その際はくれぐれもそこそこにはご近所さんでしょうから、あまりに事を大きくはしないようにするのが基本です。

犬向けの対策は難しい

犬がウンチをするのは、落ち着ける場所に限ります。
そこで巷で行われやすい犬を近寄らせない為の方法として以下のようなことをしている人もいますが、いろいろと問題もあるようです。

・100円ショップに出かける
まずは、気軽に試せる犬猫を近寄らせないグッズが100円でありますので、それなら試してみる価値はあります。
ただしこの効果については様々な評価がされている微妙なグッズのようです。
もしも、これで片付く問題であればそれに越したことはありません。

・臭い物質を置く
そこでと犬の嫌がる臭い物質を置いたりするのは、人間にも害がありそうです。
ただ犬の嗅覚は敏感ですので、からしやわさびなどを置いただけでも効果があるかもしれません。
除草剤などでも良さそうですが、それも雨が降るたびに撒き直しとなりますので面倒ですし経費もかかってしまいます。

・障害物を置く
散歩しづらくさせようとガラスを散乱させても、人間がケガをしたりするかもしれませんし景観も損ねてしまいます。
もしもおかまいなく犬が入ってきてケガでもしたら、逆にケガの治療代を請求されかねません。
そもそも公共の道路であれば、そんなものを置いては自分が処罰されますので、私道の場合に限られます。