天皇賞(春)2017 2強一騎打ちの春天はチョイ荒れになる
- 2017/04/25
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細い細い1本の道をたどるマラソンレース
大阪杯のG1昇格によって、春天は「盾の威厳」というよりも「お好きな人はこちらにもレースあるわよ〜」のような軽さに格落ちしてしまったと思うのは早計か。
また、しれっと「大阪ーハンブルグカップ」が芝2500から2400→1400(!)へと条件変更され、とうとう春天へ向かう直前ステップは王道の日経賞か阪神大賞典しかなくなった。
なにしろ、暮れのステイヤーズSから春天までは、万葉S、ダイヤモンドS、阪神大賞典、日経賞を通過する以外はなく、ここに乗り遅れ(仕上げ損ない)ると叩くレースも限られる始末。
すでに、京都の3200でG1を行う意義は、なくなっている。
しかし、今年の春天の行方は興味深い。
2強が再び雌雄を決する時が迫っている。
2強といわれた春天を思い起こせ
昨年は単勝6番人気までがオッズ10倍以下の大混戦だったが、逆に今年はサトノダイヤモンド、キタサンブラックどちらが勝つかという争い。
つまり2頭だけがオッズで飛び抜けて、あとは全頭単勝10倍以上になることが予想される。
そんな過去の2強春天を振り返ると、もっとも有名なメジロマックイーンVS.トウカイテイオーは92年。
それ以降では、
▼1996年
1人気ナリタブライアン2着VS.2人気マヤノトップガン5着
勝ったのは3番人気14.5倍のサクラローレル。
▼1998年
2人気メジロブライト1着VS.1人気シルクジャスティス4着
3番人気はダイワオーシュウ13.5倍。
2着はステイゴールド10人気
ダイヤモンドS2着(初重賞連対)→日経賞4着
▼2003年
1人気ダイタクバートラム3着VS.2人気ツルマルボーイ4着
3番人気はトーホウシデン10.0倍。
1着は菊花賞馬ヒシミラクル7人気
阪神大賞典12着→大阪杯7着
2着はAR共和国杯勝ちサンライズジェガー8人気
京都記念12着→阪神大賞典10着
▼2013年
1人気ゴールドシップ5着VS.2人気フェノーメノ1着
2着は3番人気13.6倍のトーセンラー。
2強という「お祭り騒ぎ」に乗せられるな
ご覧のように、2強対決は2強どうしの馬券で決まったためしがない。
かならずどちらかの牙城が崩れる。
古くから「1強はヒモ荒れ」「2強並び立たず」「3強堅い」などという格言があるのをご存じか。
どんなに対決ムードがあおられようとも、「第3の男」を探す冷静さが求められる。
そんなときに突っ込んでくる穴馬のプロフィールといえば、
▼実績は重賞での連対程度でOK
▼冬の間は距離不足&仕上がらずで惨敗も
▼ここ2走の着順は気にせず、叩き3戦目を狙え
以上に該当する穴馬と、2強のうちどちらか1頭をチョイスした馬単あたりが勝負馬券となる。