インスタントはしょせんインスタント

インスタント食品は進歩を続けて家庭に手軽で本格的な味を提供してくれるようになりました。
全く食品業界には頭の下がる思いですが、やっぱり素材から自分で選んで自分で作った家庭料理や外食店の料理には手は届いていません。
さすがに温めたりお湯を注ぐだけなのですから、それは当たり前ではあります。
それでもそこにひと手間加えるだけで随分とグレードを上げられる事も出来ます。
インスタントはあまりに簡単に出来過ぎて味気なかったかもしれませんが、これでますますインスタントも身近な食品にもなるでしょう。
個人の味覚の趣味にもよりますが、まさにそんな美味しい方法を少しピックアップしてみました。

ラーメン

何日に1度かのランチには外せないメニューの人も多いのでインスタントラーメン人気は断トツです。

・ラーメンにバターのトッピング
インスタントラーメンにバター味はありませんので、素朴な塩ラーメンにバターをトッピングします。
普通に塩バターラーメンが完成します。
もちろん味噌ラーメンでしたら味噌バターラーメンになる訳です。

・味噌ラーメンは変幻自在
味噌ラーメンに味噌を加えると味噌の味が濃くなります。
ピーナツバターを入れると坦々麺に変身してしまいます。
インスタントコーヒーを入れるとコクが深まります。
牛乳を入れるとまろやかになります。

・醤油ラーメン
タバスコを入れると夏を乗り切る辛さになります。

カレーライス、ハヤシライス

野菜を切って煮込むだけの時間が無い時でも栄養たっぷりのメニューで重宝されています。

・玉ねぎを炒める
レトルトカレーはいろいろな具材の美味しさが溶け込んでいるのですが、見た目にはシンプル過ぎます。
炒めた玉ねぎをカレーのサイドに並べるとちょっと見た目にもゴージャスな感じになります。
出来れば濃厚な風味の出せるバターにするとよりリッチに気分になれます。
混ぜて食べれば香ばしさと甘さが加わります。
その他、好みの野菜があればいろいろ試してみるのも良いでしょう。

・さじ1杯のココアを足す
コーヒーやチョコレートなどを入れる方法もありますが、風味が強くてマッチングには難しい点もあります。
そこでココアを軽く入れるととりあえず熟成したカレーのようになります。

ハンバーグ

ハンバーグは手作りするのには面倒なものですのでインスタントに頼りがちな食品です。

・ソースに一味プッシュ
いつも同じ味のソースに毎回、違ったひと手間が入るだけでバラエティに富んでくれます。
ブラックペッパー、ミルク、ケチャップ、粉チーズなどどれもチャレンジする甲斐があります。
そこにオリジナルのブレンドソースを完成させていく楽しみがあっても良いでしょう。

・バターを活かす
ハンバーグを焼くのにバターで焼くのも良いです。
出来上がりにバターをトッピングしてもストレートに風味が絡んでくれます。

・目玉焼きのトッピング
ちょっと半熟でとろける目玉焼きとハンバーグとの相性は定番です。