パチンコで勝つと何故あんなに快感なのか?
- 2017/07/29
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パチンコをわかっていない
パチンコはした事はあるけど、勝った事など一度も無いままパチンコとは縁を切っている人には、パチンコにはまる気持ちなど到底理解出来ないでしょう。
パチンコで勝った事のある人であれば、その気持ちはそこそこは理解出来るようです。
でも、その理由までは上手く説明は出来ません。
もう少しその心理的な要因などについて理解を深めるとパチンコへの取り組み方も変わってくるでしょう。
アナログさの魅力
パチンコはその昔は一球ずつ玉を打つ強度を変えて打つ事が出来ました。
つまり一球ずつ玉の行く末を見極めながら技術を鍛えて成果を上げる事も可能だったのです。
今でこそそこまでは出来ませんが、技術介入の余地はまだまだありますので100%運を天に任せる他のギャンブルとは一線を画しています。
さらに玉は釘の間を踊る様に転々と移動しながら着くべきところに落ち着きます。
この動きはまさにアナログなのです。
釘の打ち方も良く見れば入りやすい台かそうでないかの判断も出来ない訳でもないのです。
こうして研究を重ね技術を磨くほどに成果があると思うだけでそこにチャンスを感じます。
もしも勝てば単に運が良かっただけだとしても、自分の能力、努力が開花したかのような錯覚で脳が打ち震えるのです。
これがもう一回、とはまってしまう要因にもなっているのです。
もしも負けたとしてもギャンブルなんだから運で負ける事もあっても、人は自分が可愛いので自分の都合良く考えるものです。
頑張った自分を褒められる
パチンコではおそらくほとんどの人は負けが圧倒的に多いのです。
それでも止めずに頑張って負けたお金を取り戻そうとしているうちに幾ばくかのお金は取り返せたりもします。
その時の闇に一筋の光が射したかのような気分は、これからのパチンコを通じての明るい未来をも感じさせるのです。
「負けてもめげずにやってて良かった、やっぱり粘り強く頑張れば良い事はあるものだ」と自信を持ってしまうのです。
「今日みたいにすれば大丈夫だ、これからは儲かる一方だ」と感じればそれはテンションも上がるのも当然でしょう。
おそらく全ては自信過剰なのでしょうが、そんな人の心理を上手く弄んで儲かっている業界でもあるのです。
パチンコ店の演出
ちょっと立ち寄ってみただけでもわかるようにパチンコ店は賑やかです。
活気ある音楽、機械音、華やかな照明に包まれる空間になっています。
それだけでも一定の集客力にもなっているのでしょう。
特に寂しい田舎にあっては、パチンコ店にいるだけでほっとすると言う人もいるくらいです。
そして特出しでもゲットした時には、特段の音と光を浴びせられ興奮度を高めてくれます。
あの演出はパチンコ店の正しい戦略でしょう。
滅多に起こりえない事に対して独特の達成感を授けてくれるのです。
周囲の客にもしっかり伝わりますので、この上ない優越感も得られます。
きっと普通の客は負けているばかりでしょうから、「自分は凄い、パチンコの才能があります」と世間に知らしめているような気もするのです。