理想が高いわけではないのに、結婚できないオヤジの心理

  • 2018/02/11
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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結婚できないオヤジは、大きく分けて2タイプ

結婚できないオヤジは、大きく分けて2タイプ
2015年の国勢調査によると、40から44歳男性の未婚率は30%とか。
オヤジと呼ばれる人々の、実に3分の1が独身ということですね。加えて、その後に結婚できる可能性は1.2%とは「全国仲人連合会」が出しているデータ。
これは未婚のままオヤジを迎えてしまったら、ほぼほぼ結婚できないという残酷な結果を示しているのです。

そんなデータを頭において周りを見回すと、まあいるんですよね。未婚のオヤジが犬助の周りにも。そんな連中に話を聞くと「結婚したくないわけではない」というのがもっぱらの声。
そこで「20代の嫁さんがほしいとか夢みたいなことをいってるんじゃないの?」とたずねると「そんなことはない。年齢や容姿にはこだわっているわけではないので、適当な女性がいれば、すぐにでも結婚したい」何て答えが返ってくるんですよね。

ならば彼らの心理はどうなっているのか? 犬助なりに分析してみると、大きく2つに別れます。
それは「実は理想が超高い」タイプと「ダメだこりゃ」のタイプなのです。

 

いいんじゃない? 結婚しなくても幸せならば

いいんじゃない? 結婚しなくても幸せならば
まずは前者「実は理想が超高い」タイプの場合、彼らの心理は以下の通りです。
彼らの心理は、まず結婚へと方向付けされていません。
結婚をすぐにでもしたい、理想は高くはないと口にしながらも、仕事や私生活が超充実しているので結婚が入り込むスキがないのです。

彼らはすでに満たされた心理状態にありますから、それを上回る魅力を女性に感じなければ女の子にホレるということもない。加えて結婚生活にも、それら以上の魅力がなければ踏み切ることをしませんから、いつまでたっても結婚をしないのです。

「いや、結婚できないんだよ!!」と、声を大にするかもしれませんが、それは違います。
結婚できないのでなく、結婚が必要ない心理状態にあるのです。
ですから理想は超高い。
「月に半分ぐらい釣りで家を空けるけど?」などと、平気な顔をして条件に出してきます。
でも、このケースはいいのです。本人が幸せなのですから。

 

自然と結婚できると思い込む危険性

問題は後者、心理状態はスキだらけ、結婚できる条件も整っているのに結婚できないという「ダメだこりゃ」タイプ。彼らは、周りがそれなりの家庭生活を営んでいたりするのを見てうらやましいという心理状態にあったり、親なども急かすので、早く結婚しなければという心理状態にもあります。

にも関わらず、結婚しない。このケースは……まあ、大変です。
頭のどこかに自分たちの親や周りが自然に結婚できたように、自分も自然と恋愛できて、自然と結婚できると信じ込んでいる心理状態にありますが……はい、ここで結婚している皆さんは全員で突っ込まなければいけませんね。

「自然と」では恋愛はできませんし、結婚もできないのです。

自然と女の子が寄ってくるなんて、どんなイケメンの話でしょうか? 大抵の人たちは、この子と信じた相手に向かって、何らかの努力の末に恋愛して結婚しているという事実が、彼らの心理からすっぽりと抜け落ちているのです。

 

実は深層心理で妻を求めていないのでは?

実は深層心理で妻を求めていないのでは?
そんな「ダメだこりゃ」タイプに限って、営業成績はよかったりするのですから不思議な話。お客さんは努力をせずとも寄ってくるのか? 金を払ってくれるのか? こんな風に話を傾けると今まで続けてきたという営業努力について、まあ熱く語ってくれるのです。

ならば、なぜその努力も女の子に向けて注がないのか? と聞いても、返ってくるのは「自然と」なんていう答え、本当に不思議なものなのです。

恐らく彼らは努力している自分を、そっと支えてくれる自然にできた妻という図を夢想しているのでしょう。でもね、妻は探さなければ見つからないですし、努力しなければ手に入れることはできないのです。

ということは、深層心理的には「妻を求めていない」、そして子孫を残したいという動物の原初的欲求を持っていないということになるのです。
それで、本人が幸せならばそれでいいとは思うのですが……合う度に「結婚してぇ」なんて口にしていますから、まあダメだこりゃって感じですよね、どうも。

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アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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