「オレオレ」と毎日、唱えていると自信が蘇る???
- 2019/05/03
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オレオレ詐欺に見る人生のヒント
最初に申し上げておきますが、決してオレオレ詐欺を評価する記事ではありません。
「俺ももうこれから人生、下り坂だから」と、何かと縮こまりがちになってそこから抜け切れないままの暮らしが長引いていませんか。
放っておくとそのうち体調までも崩しがちになって、気分的にも一気にお年寄りのようになったりもするようです。
お年寄りと言えば、身体の衰えもそうですが頭のボケ、そしてそこに襲い掛かるオレオレ詐欺をも連想してしまいます。
このオレオレ詐欺がなんで今日まで盛況を維持し続けていられるのかを鑑みれば、「オレオレ」と言う言葉の響きの力があるようにも思えます。
いきなり電話で「オレオレ」と言われるとその話術に吸い込まれてしまうのには、その言葉の魔力もあるのではないでしょうか。
そこでこれを忌み嫌う言葉としてではなく、発想を転換して自分に有益な使い方を考えてみました。
失われつつある積極さ
隣の席の電話が鳴っても「自分への電話ではないから」あるいは「担当の違う話を聞かされても自分にはどうにもできないから」などと知らん顔をしたことは無いでしょうか。
なるべく余計な仕事は被りたくないと、自分の守備範囲にしか目線が向かなったりしてもそれほど不自然とも思えなかったりします。
でもそうではなく「俺が俺が」と何でも率先して取り組む姿勢があれば、どうでしょうか。
それによって余計な失敗をすることもあるでしょうが、積極人間となることは間違いありません。
もう若くも無ければそんなことはせず、自分の守備範囲に専念して安全確実に世渡りしたくもあるかもしれません。
ですから何でも取り組むと言うのは避けるにしても、部下の見本になれるくらいの積極さは求められても然るべきでしょう。
「オレオレ」を唱えていると得られるメリット
・滑舌が良くなる
「オ」の発声では、顎を引いて口を縦に大きく開けることになります。
人がびっくりした時に発する「オーッ」の「オ」なのですから。
「レ」の発声では、今度は口を横に大きく開けることになります。
天才バカボンに登場するレレレのおじさんの「レッレッレのレー」にはインパクトもあったものです。
この「オレ」を繰り返すと、割としっかりした口の体操になるとは思いませんか。
人間が強いか弱いかは、ひとえに音声がはっきりして大きいかどうかが、一義的な判断基準ともされているのが現状でしょう。
内容の良し悪しに関わらず、声の鮮明さは最低基準として求められているのです。
まずは、明瞭な発声によって人間としての強さのアピールを先行させられることにもなるのです。
・「オレ」は「俺」に通じる
「俺、俺」とつぶやいているだけで、頭は自分のことに集中するようになります。
「今日も相変わらずひょんな上司のおかげで大変だった」とか、ぶつぶつ言ってもどうしようもなく繰り返すだけです。
その前に「俺、俺」とつぶやいてしまえば、人の文句より「自分の対応はどうだったのか」を頭はテーマにするのです。
最も大切な自意識を呼び起こすことで自分の成長に繋がることにもなるはずです。
人に任せず頼らず「まずは俺がどうにかするんだ」と言う積極姿勢があってこそ、人の手助けも得られやすくなるのです。
・「オレ」はスペイン語の掛け声
Jリーグ発足の頃、流行った歌で「オーレ~オレオレオレ~」と言うのがありました。
この「オレ」は、スペイン語で闘牛やフラメンコの際の掛け声として使われているものです。
自分に対して気合を入れるべく掛け声にも使えるものになってくれるのですから、「俺、頑張れ!」と自分で自分を応援することになります。
たとえ周囲にしっかり応援してくれる人がいなくても、心強くなれそうではありませんか。