猛暑で怖いのは暑さばかりじゃない! ていうか、ホントに暑くなるの?
- 2016/07/09
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もう出ちゃったの?猛暑予想
3か月予報によると、今年の夏から秋にかけてラニーニャ現象が発生する影響で、日本列島は西日本を中心にかなり暑いと予想されている
気象庁がそう言うからには、かなりの高確率で猛暑がやってくると思うだろう。小売店などは今から暑さで売れるものへと品揃えをシフトする動きも見られるはずだ。
しかし、みなさんは「明日の天気が当たる確率」をご存じだろうか。
知ってる?それじゃああさっては?
これがなかなか100パーセントとはいかないのだ。
1週間後の天気など誰にもわからない
気象学が好きなオジサンなら知ってるだろうが、明日あさっての天気がきちんと的中する確率って、8割とか7割とかそういう世界。つまりどう転んでも2割くらいは的中しないってこと。だから1週間後の天気なんて推して知るべし、だ。
それが大胆にもむこう3か月の予報を発表しちゃおうって言うのだから、これはもうある種の「賭け」に近い。今後だいたいの傾向とみるべきなのだろう。
それを踏まえても、今年の夏の猛暑予想は気になるところだ。
ホントに怖い猛暑余波その1 渇水
正確にはこれは猛暑が引き起こす災いではない。が、今年はとくに注意が必要だ。
梅雨に雨が降らないというよりは、もともと暖冬で山間地の雪が少なかったせいで、関東中心に水がめの水位が心細い(いまのところちょっとした危機的)状況だ。
暑い上に、水のない暮らし。地震でもないのに、給水車のお世話になる生活。風呂がない、氷がない。
ああ、考えただけで恐ろしくなる。
ホントに怖い猛暑余波その2 ゲリラ雷雨
渇水だから雨が降ればいいかっていうと、そんな単純なもんじゃない。
都市部に降る雨は、アスファルトを伝ってほとんど海に流れてしまう。必要なのはあくまでも山間部に降る雨なんだよね。
温暖化が進み、いよいよ都市部に降るゲリラ雷雨は人命を危うくする存在にまで凶暴化した。
床下浸水、電車ストップ、小河川の氾濫、とにかく1時間に100ミリも降られれば、街のどこかが悲鳴を上げるはず。
そこへ雷による停電まで重なったら……ああ、生きた心地がしない。
ホントに怖い猛暑余波その3 残暑
ラニーニャは秋まで続く予想とか。
暑さが本当に応えるのは、実は残暑のほう。
もういいかげん許してくれ、といいたくなる時季に連日の35度超え。
8月までなら体だってなんとかもつかもしれないが、夏の疲れがこっそり忍び寄る9月、ある日ベッドから突然起き上がれなくなることも。心臓へは大きな負担が、弱り切ったピーピーの胃腸を抱え、ああ本当に秋はくるのだろうか……と嘆くあなた。
残暑お見舞い申し上げます。