カラオケのDAMとJOYSOUNDでオヤジ世代はどちらが好まれる?
- 2018/09/26
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カラオケ店で優勢らしいDAM
業務用カラオケシステムの大手である第一興商のブランド「DAM」。長年にわたりカラオケファンに浸透したネーミングでもあります。街中のカラオケ店・カラオケ喫茶ではよく見かけるシリーズであり、オヤジ世代をはじめ、年齢層の高い演歌カラオケファンにはDAM一拓という人も少なくありません。
その背景には、DAMしか使ったことがないからという事情とともに、ライバルとなるブランドが定着してないことも無関係ではないでしょう。DAMの対抗勢力としては「UGA」がありますが、UGAは運営会社が変わるという経緯もあって、DAMとの戦いは劣勢といった感じです。
そして、UGAの運営を引き継いだカタチとなるエクシングが展開してるのが「JOYSOUND」ということで、現在では事実上DAMとJOYSOUNDの戦いとなっています。
JOYSOUNDといえば、直営をはじめとして多くのカラオケボックスに設置導入されており、オヤジ世代の利用も多いようです。ライバルであるDAMが直営のビッグエコーをはじめとして勢力を伸ばしているのと同じような状況といえます。
一説には、幅広いジャンルの人気ナンバーを網羅しているのがDAMであり、特定ジャンルに強みを発揮するのがJOYSOUNDだとの論評もありますが、普通にカラオケを楽しむ分には大きな影響があるとも思えないです。
さて、カラオケシステムの比較をする場合、収録曲の数やジャンル、アレンジ、音質、機能、使いやすさなどが検討されます。この点で、オヤジ世代が実際にどういった採点をしているのかを見ておきましょう。
最後は好みの問題か
せっかくカラオケをするのなら、気分よく歌いたいものです。そのためには、音質のよさも重要となります。オヤジ世代の判定ではDAMの方が音質がよいという人もいれば、UGAあるいはJOYSOUNDの方が優れているという人もいます。どちらかに軍配を上げるのは難しいかも。
その点、数値化できる収録曲・配信曲の多さは決着がつきやすいです。
・DAM
機種によって歌える曲目の数は異なりますが、LIVE DAM STADIUMで23万曲クラス、LIVE DAM RED TUNEは22万曲クラスとなっています。カラオケ店に設置しているクラスの機種の場合、月間の新規配信曲数は、歌える曲の多い機種で1000曲前後、少ない機種で400曲前後です。
・JOYSOUND
最新のJOYSOUND MAX2で28万曲クラスと抜きんでた数字になっています。JOYSOUND響なら18万曲クラスで、数百から1000規模で新規配信が行われているのはDAMと同様です。
このように、単純に曲の数だけを見ればJOYSOUNDが一歩リードといった感じでしょうか。
曲そのもののクォリティとしては、DAMの方がオリジナルに近いと評価されているようです。ただ、一般人向けのカラオケは、オリジナルと同じキーでは歌いにくいなどの事情があるため、オリジナルと合わないこともあります。キーコントロールしても一致しないと感じることも。そういった細かい不満点は、どちらを選んでもあるのでしょうね。
ところで、オヤジ世代がカラオケを楽しむのはカラオケボックスやカラオケ喫茶、スナックなどに限りません。おひとり様カラオケ、ひとカラが商売になる時代では、自宅でのカラオケも浸透しています。
第一興商もエクシングも、家庭用ゲーム機やテレビ、パソコンといった誰でも使える機器を利用したカラオケシステム、カラオケソフトによるサービスを展開しているのです。
月額1000円程度の利用料で、10万曲以上のナンバーを楽しむことができます。この分野では、どちらが優っているでしょうか?
これは個人的な感想ですが、DAMの方が使いやすいイメージを持っています。その理由として、サービスによってはテレビで見慣れた採点画面が出てくることを挙げておきます。ただ、プレイステーション4を使ったDAM利用では、混雑時に停まってしまうことがままあり、家庭用の限界を感じることもあります。Windows10版だと、そこまで停まることはありませんでしたが。
さて、結論としては、オヤジ世代がどちらかを支持しているということはなく、個人の好みの問題となります。