クルマの色で燃費が変わる?実は黒だと悪くなる可能性があり!
- 2018/08/01
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クルマの色でガソリン消費量に違いがでる?
クルマの色を選ぶとき、多くのオヤジは「好きな色」をチョイスしていることでしょう。クルマ好きにとって、ボディカラーは服を選ぶのと同じように重要なポイントとなります。運転する自分が気に入らない色では、せっかくのクルマが台無しというものです。
しかし、その色が原因で燃費が悪くなるとしたらどうでしょうか?
いや、燃費を気にして好きでもない色を選ぶなんてあり得ない!という声が聞こえてきそうですね。
たしかに、クルマ選びで重視すべきポイントは個人差のあるもの。そこは好きに選びたいものといえます。
ただ、ひとつの参考として、色で燃費が変わる可能性を考えておきましょう。
早速ですが、燃費を悪化させる可能性がもっとも高いクルマの色は、ズバリ「黒」です。酷暑のこの夏、ボンネットの上で目玉焼きを作ろうと頑張っているオヤジがいるかもしれません。アツアツに日焼けした黒いボディのクルマなら、黄身が固まるのも早そうに感じます。しかし、これは感じるだけで、実際には目玉焼きが作れる程の温度にはならないようです。
それはさておき、黒といえば、日差しを吸収する色として知られていますね。そうすると、車体はより高温になるわけです。クルマの各所が熱くなり過ぎると、所定の性能を発揮できなくなるおそれがあります。また、車内空間も高温となることで、エアコンを最強にする必要も生じるでしょう。
エアコンを冷房に使用する場合、エンジンの力を利用します。結果としてそちらに大事なガソリンを回すことになってしまうのです。つまり、燃費が悪くなります。ただ、もしかしたら、燃費が悪化するまでには至らないケースもあるかもしれません。そこで、燃費が悪くなる可能性があるという表現にしておきます!
さて、黒にボディのクルマだと燃費が悪くなる可能性があるというなら、白いボディのクルマを選べばよいのではないか?という意見がでてきます。グレーのボディだと中間になるのでしょうか?
白いクルマでも燃費が悪化?
黒とは違い、白は反射する色だから、日差しの影響が黒ほどではないということはいえるでしょう。しかし、だからといって車内が暑くならないわけではありません。暑くなったらエアコンをつける。そうすると、クルマであることに変わりはありませんから、エンジンを利用してガソリンを消費してしまうメカニズムが作動します。
結果として、白ボディのクルマでも燃費の悪化が考えられます。しかし、黒と比較した場合に多少なりとも有利であろうことも想像に難くありません。エアコンを入れるか入れないかのギリギリの暑さであれば、黒はエアコンを使い、白はエアコンを使わないということもあり得るでしょうから。
ここで注意したいのは、黒と白との間に差があることと、実用性の問題はイコールではないということです。
黒よりも白にした方が、暑さが多少は抑えられ、燃費の悪化度合いも低くなるとしても、今年のような酷暑の中ではエアコンを使わざるを得ないことに変わりありません。酷暑でなくても夏は厳しいものですしね。クルマである時点で、十分に暑くなってしまうという現実があり、その中で差があってもたいした問題ではないと考えることもできます。
あくまでも、トータルでは黒の方が燃費を悪くする可能性があるため、避けることができるなら避けた方がよいという話です。
白いボディのクルマに乗っていても、暑いものは暑いわけで、エアコンを使わないと熱中症になってしまう危険性が高まります。
過度にボディカラーによる燃費の違いに拘る必要があるのかないのか。そこは自分の考え方によります。ボディカラーが違えば、燃費だけでなく視認性による事故の危険性も異なるとされていることですし、好みも含めて、カラーチョイスは総合的な判断が必要だといえるでしょう。