あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」を紹介!
- 2018/02/22
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高齢化社会の車系サービス
年々、高齢者による事故のニュースが増えていると感じられるところですが、だからといって家の中に高齢者を閉じ込めておくなどという話ではありません。
ひと昔前から、独居老人を心配する家族のニーズに合わせて、いろいろな仕組みを使った「見守り」というものが考え出され、広まりをみせています。
たとえば、しばらく操作されないと通報される家電製品や、ハイテク機器とマンパワーを合体させた警備会社のシステムなどがあります。最近では、普通にWebカメラを使って親の様子を見る人までいるようです。
そんな見守りの概念を車社会に取り入れたのが、あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」です。あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」は、まさに高齢化社会における車系サービスだといえるでしょう。
このあんしん運転見守りサービス「Ever Drive」を提供しているのは、オリックス自動車です。オリックスの自動車事業には、レンタカーやカーリース、カーシェアリング、中古車販売、テレマティクスサービスなどいろいろとあります。その他、オリックスグループのノウハウを集めれば、あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」のようなサービスの提供も必然なのかもしれません。
あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」をひとことで表現するなら、親などの高齢者が運転している状況を家族が把握できるサービスとなります。
単に、いまどこを走っているか、無事に運転を終えたかというものではなく、さまざまな面から高齢者の運転における安全を支援する仕組みがあります。
あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」のサービス内容
オリックス自動車には、テレマティクスサービスという法人向けの事業があります。自社で運行している車の状況をGPSなどを利用することでリアルタイムにチェックし、問題があればメールで通知します。問題とは、急な加速や原減速、スピードの出しすぎです。そのデータを集計して可視化、分析できるため、安全運転の追及に役立つというものです。
あんしん運転見守りサービス「Ever Drive」は、いわば個人向けのテレマティクスサービスでしょう。実際、このサービスはテレマティクスサービスであるe-テレマを利用したものです。
その中身ですが、まず車がどこにいるのかを知ることができる「今どこサーチ」があります。所在不明の不安感が軽減できるでしょう。
次に、危険につながる運転行動に制限値を設けて、それを超えたものがカウントされます。急加速は0.24G以上、急原減速は0.27G以上、スピードは100km/h以上が対象です。また、2時間以上運転しているケースや、18時以降の運転もチェック対象になっています。
この情報は、家族に送られるだけでなく、過去のデータとして本人が見ることもできます。こうして、危険な運転をチェックすることで安全安心につなげることも可能になるでしょう。
さらに、電話による健康相談や認知機能チェックが無料で使え、出動費を払えば駆けつけもしてくれるサービス付です。
さて、ここで気になるのは費用の問題です。なにかとお金がかかるオヤジ世代としては、高いと使いたくても使えないということになってしまいます。
早速ですが、月額2980円。以上です。もちろん、消費税は別にかかりますが、それ以外の出費はないようです。最初は1年契約ですが、その後は1ヶ月更新となっているので、解約するときも安心といえるでしょう。
ただ、すべての車に使えるとは限らないようですので、そこは公式サイトでチェックするか、問い合わせてみましょう。
ちょっと、宣伝のようになってしまいましたが、あれば便利なサービスなのは間違いないところです。月額2980円を高いとみるか、そうはみないか。それは、オヤジ次第です。