パートナーから趣味を理解してもらえないなら、一緒に何かを始めよう!
- 2019/05/06
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趣味に立ちはだかる、奥様の無理解
「生まれてついての車好き。でも、泣く泣くミニバンにした」とか「毎週末には出かけていた釣り。でも、最近はとんとご無沙汰」とか。結婚したとか子どもができたといったことをきっかけに、趣味をあきらめざるを得なくなったという話はよく聞きます。原因は家族が自身の趣味を理解してくれないから。経済的な理由とか、時間が足らないとか、そんな理由もあるかもしれませんが、結局は近しい人たちの理解が足らないというところに落ち着くことでしょう。
子どもが独立したとか、経済的にも余裕ができたとか。
歳を重ねると趣味をめぐる状況も変わってくるもの。もう一度、クーペを走らせてみたいとか、小さくてもいいから釣り船を所有したいとか。そんな、趣味への熱が再燃している人も多いはずなのです。しかし、相変わらず立ちはだかるのが家族の無理解、といいますか最も近しい人物である、奥様の無理解です。
引き込むことなど不可能なのです
ならば趣味を理解してもらわなくては!
最近ではクーペのような、趣味に全振りしたような車をラインナップしているレンタカーも増えました。マツダ「ロードスター」などを借りてきて、奥様を助手席に誘うなんていうのもいいアイデアでしょう。また週末に予約しておいた釣り船に誘うというのも、なかなかのシチュエーション。ちょっとしたクルージング気分も楽しめますし、釣果次第では夕食代も浮く、奥様も釣りの魅力に気がついてくれる……なんてことは、まずありません。
夫婦で同じ趣味を楽しむというのは理想です。しかし片方の趣味に、もう片方が寄せるというのは非常に難しいもの。なぜなら押し付けに感じるから、どれだけ魅力的なものであったとしても、無理やり体験させられた!という感情が先に立ってしまっては、本来楽しいはずのものでも楽しめるものではありません。自身の趣味に引き込むということは、ほぼ不可能と心得ましょう。
楽しそうにしている姿を見せると、ひょっとして?
それでも自身の趣味を理解して欲しい!
そんな場合に有効な方法は、趣味を楽しんでいる姿を見せることです。いまひとつ好きになれないミニバンかもしれませんが、洗車をするなど車を大切にしている姿を見せる。しまっておいた釣り道具を久々に手入れして、いそいそと釣りに出かける姿を見せる。ポイントは楽しそうにしている姿、生き生きとしている姿を見せることです。すると「楽しそうにしているならばしょうがないか」という感情が奥様の中にも芽生えるもの。理解が少しは進むというものです。また「楽しそうにしているから、私もやってみるか」という気の迷いも生まれるかもしれないもの。ごくわずかな確立ながら、念願のクーペの購入許可が下り、一緒にドライブへ出かけるということになるかもしれません。
ならば、一緒に趣味を始めるという選択
しかし……現実は難しいでしょう。そんな場合は、お互いに全く知らない世界へ一緒に踏み出してみるというのはいかがでしょうか。新しい趣味を一緒に始めるのです。「お住まいの地域」「趣味」、このキーワードを用いてWebで検索をかけるだけで、まあ出てくる出てくる。スポーツサークルやボランティア、おけいこ、習いごとがわんさとヒットするのです。
そして、二人でどれにしようか相談して出かけてみれば良いのです。
何しろ二人で始めた趣味ですから、理解がないというありがちな悩みとは最初から無縁ですし、二人で何かを共有できるというのは大きな楽しみとなるもの。夫婦仲の改善にも役立つことでしょう。自身の趣味を理解してもらうというのも大切かもしれませんが、それくらいならば二人で何かを始めてみるほうが、よほどハードルが低いもの。最も身近な人と趣味を共有するというのは、これからの人生の大きな財産になるはずです。