Mac miniはいまさら重要なポストに就けるのか

  • 2017/11/05
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  • のりき 夢丸
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降ってわいたMac miniのアップデート説

Mac miniのアップデート?

先日、久しぶりに心底ビックリさせられるニュースがあった。
もうどうあがいても出ないであろうと思われたAppleの次期Mac miniアップデート周辺が、なにやらキナ臭くなってきたというのである。

「iPhone8」より愛されている(んなわけない)あのアルミボディともいよいよおさらば&今後もよろしくとなるかどうか、ごく一部、ごくごく一部の信者(はい、私)にとっては、再び気を揉む事態となっている。
 

そのメッセージを深読みすると

クックCEOはMac miniに関して見解を返信。

最初にそのきっかけらしきメールでのやりとりを確認しておきたい。
クックCEOからの返事には、Mac miniに関してこう書かれていたという(抜粋)。

“We love it(Mac mini) too.

While it is not time to share any details, we do plan for Mac mini to be an important part of product line going foward.”

引用元:ティム・クックも「Mac miniが将来の製品ラインナップの重要な一部だ」と認める。やはりminiは生きていた(ギズモード・ジャパン)

とくに「do plan」「an important part of product line」の2つは、このメッセージを読み解く上で重要なカギを握っている。

まず「do plan」は強調であり、Appleの本気度の高さ、高い信憑性を物語るものだ。ここまで言って「うそぴょーん」はもはやないだろうと思える。

しかし次の「an important part」には、ちょっと注意を払いたい。
果たして今のAppleにとって、またMac miniにとって、「an important part」とはどこを指すのか。
「important」とまで言える役割をMac miniに背負わせることができるのかという率直な疑問がわくのである。
 

今のAppleが重要と見なす部門とは

今のAppleが重要と見なす部門とは

Appleの一番の稼ぎ頭はiPhoneであり、これがMacと融合するのは夢物語だ。

そこで考えられるのが、Appleの「Home」部門へMac miniを転属させるという案だ。
Mac mini自体のスペックは時代遅れで純粋PCとしては低いものの、リビングでHomeアプリを扱うことに関してはいまだ心配ないレベルだ。
よって「Home」機能を統括する母艦として生まれ変わらせ、リビングにminiを置いてもらう。普段はSiriで室内をコントロールし、PC用途もあくまでその一端でできるようになる、という案は考えられないだろうか。

そしてこれなら新型Mac miniがまさに「important」な役割を果たしているといえないだろうか。

もっとも、3代にわたるMac mini使いのオジサンにとっては「冷却の心配をなくし、パーツ交換ができ、CPUとGPUを刷新してくれる」従来型アップデートの方が、よっぽど嬉しいのだけれども。

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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