待望の大作RPGはオヤジに優しすぎる優等生だった
- 2017/10/29
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目的のほぼ半分を占めるあの話題作をプレイ
昨冬にPS4を導入したあとも、周辺環境(モニター、スピーカー、切り替え機などなど)を整えながら、準備万端、あといくつ寝ると…の心境で待っていた新作ゲーム「ドラゴンクエスト11」を、この夏ついにプレイ。
ネタバレイベント等も済み、そろそろ第1期ドラクエ世代のオヤジたちの感想を述べてもいいかと思われるので、クリスマスに購入予定orじっくり中古狙いの隠れドラクエオヤジたちの参考になれば幸いである。
易しいんじゃなくて優しいヤツだよ
まずこれだけの内容を、昨今当たり前のデカいバグもなく、パッチも当てず、興ざめせずに遊び通せたことに深く感謝したい。
その上でまず率直な感想を述べると
▼やはり現代風にアレンジされた感は否めない
▼とにかく親切設計
▼知らなかった新システムにはすぐなじめる
といったところか。
ドラクエ1、2の強烈な逆風、非情設定(子どもながらに心折れたあの日…)を知る世代にとっては、コントローラーを持ったら最後まで離さないよ!的な親切さが、ときに心強く、しかしなぜかときに不満でもあった。
それは「荒野の中に本当にひとりぼっちで立たされた」冒険感で育ったせいもある。
今はこれくらいじゃないと途中で投げ出されちゃうのかも…これこそジェネレーションギャップというやつだろう。
そんなことを感じつつもハマったハマった!
しかしこれはあくまで「食後の感想」であって、ゲームの最中は心配ないほどハマることができた。
表ボスを倒すまでにすでに総プレイ130時間!
だって寄り道したいしたい、ふしぎな鍛冶打つ打つ、こんなにゴールドに困らなかった旅はおそらく初めて。RPGで「自給自足」を意識できたのもまた初めて。
しかも先人のレビューを見ると「表ボスでちょうど半分」くらいの感触なんだとか。ふえ〜、あと1か月で裏ボス終わるかな?
シナリオも秀逸。
「ここで?」という場面で不覚にも鼻の奥がツーンとしたり、ほんとうに不意打ちでいい場面がやってくる。
恥ずかしくて明かせないが、とくに「○○○○が○○した」場面は、今シーズン一番の泣き所。たぶん、人とは違うツボが押されたに違いない。
みんなが知ってるあそこじゃない。普通なら泣かないよ、あんなところで。
人生経験が増えると、身につまされることがあるんだよ。
さあ、やってみなよ、オヤジ世代!
シリーズ7くらいで止まっていた時計の針を動かすべく、ハードから導入してチャレンジしたドラクエ11の旅も一段落。
もちろん、悔いはない。PS4でよかった。あの頃のことが走馬灯のように浮かんでは消え、気持ちよく遊んでいた思い出にしばし浸れる。
しかし、夜更かしして遊べる体力はもうないんだなあ。
ときに休みたくなるのが悲しいけど、きっとまた会いに来るよ。
「青春の1ページ」(ネタバレ)って、オヤジにとってはこういうことなのかも。