オヤジの露出は間違うと大惨事
- 2016/07/19
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もう暑い日が当たり前になってきました。
暑くなるほど、街で見かける女性の露出度も高くなっていきますね。もう今でもすでに結構な露出の女性を、簡単に見つける事ができます。暑苦しい中でも、そんな格好の女性を見つけると一服の清涼剤以上のプラスの効果、ありますよね。
一方、我々オヤジはというと、、、
◆露出度が高い男は?
残念ながら、露出度が上がるほど好感度は落ちますね。これは、我々が「オヤジ」だからではありません。若僧だとしても、男の露出度が高い装いは好感度が低いものです。理由は簡単で、露出度が上がるほど、男は「男の子」っぽくなってしまうから。ヒゲ生やして若僧にはない落ち着きもあるのに服がガキンチョ、では格好良い訳ありません。
もちろん、露出の高さがOKな場合があります。レジャーを楽しむ時ですね。結局はTPOというやつです。これはビジネスだけでなく、オヤジたちは改めてしっかりと自覚する必要があります。
ただ露出すれば良いってもんじゃない
ここが大切ですからね。この夏の時期に、私が女性とファッションの話をすると、必ずと言って良いほど挙がる話題ですから。
「なんで男性はレジャーでもないのに短パンで足を出すの?」
「もうちょっと大人の格好って出来ないの?」
「大人の格好してる男性って、そもそもそんなにいないか、、、」
酷い言われ様ですからね、本当に。では、どうするのか?基本的な考え方をお届けしましょう。
◆洋服の基本から考えましょう
まず、大前提から。
フォーマルな場での露出から考えます。「夏だけど、今日はちょっと良いレストランに行くんだから、ちゃんとした格好してね!」なんて、彼女や奥さまに言われた時の露出。どうすれば良いか分かりますか?洋服のフォーマルなルールでは、見せて良い肌は
顔と手
これだけです。スーツを着て、座っているときにスネが見えてしまうのがNGなのは、そこが見せてはいけない肌だからです。ここは、我々オヤジが最低限知っておかねばならない基本です。その上で今度は夏に、我々が普段、露出するであろう部分は
・半袖のシャツ=腕
・ショートパンツ(いわゆる半ズボン)=足
・素足の(に見える)足元=足首
・サンダル=足の甲
この4箇所でしょう。もちろん、これを全部やるとレジャー仕様になる訳です。
◆露出のバランスの取り方
具体的にはどうするか?まず、街を歩くならサンダルはやめましょう。これは、最初に除外したい部分です。
次に、ショートパンツを履くなら、足元は素足(に見えるソックスを履く)が良いでしょう。ショートパンツにソックスが見えているのって、露出は減っても男の子っぽい見た目が何割か増しになってしまいます。以上を踏まえて考えます。すると
・半袖に長ズボン
・長袖(腕まくりアリ)にショートパンツ
このどちらかにするのが基本的な考えです。つまり
・半袖にするなら、ズボンは長いものを
・ショートパンツにするなら、長袖に
とする事で、大人らしさが保たれる訳です。最後の仕上げは足元です。出来れば、スニーカーよりは革靴。スニーカーだとしてもレザータイプをオススメします。
というのも、下の位置に身に付けているものほど、その人の印象のベースとなるからなんです。1番下にある靴を、大人っぽいものにする事で、大人の雰囲気がベースの部分から印象付けられるという訳です。逆に、ここがサンダルだと、長袖長ズボンでも、大人の装いになり切らない訳です。
ここが、オヤジが露出を考える上での基本といえるでしょう。
この他にもサイズや色・柄合わせなど総合的な着こなしで印象は作られる訳ですが、とにかく夏になると、この露出の基本なしに街を闊歩するオヤジを少なからず見つけてしまいます。だからこそ、まずはあなたから、大人の露出をマスターして欲しいと思います。