独身貴族である理由!最新の研究結果が発表された!
- 2018/08/30
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世界で急増する独身貴族!
日本では未婚率の上昇や少子化が大きな問題となっていますが、実はこれは世界的な流れでもあります。特に先進国では未婚率の上昇が著しく、アジア、アメリカ、ヨーロッパでは未婚の男女がとても増えているのです。
皆さんの中にも40代以上の年齢で未婚だという人が結構多いのではないでしょうか。一昔前であれば40代以上の未婚男性は珍しい存在でしたが、現在では全くそんなことはありませんよね。
では、一体なぜ独身貴族は増加しているのでしょうか。この問題や疑問について、世界中の研究者がいろいろな検証を行っています。
男性が独身でいる3つの理由
キプロスの研究者であるメネラオス氏は未婚男性に対して「なぜ自分が結婚できないのだと思いますか?」という質問を行い、その回答を、実に7000件近くも集め、結果を分析しています。
それによると、未婚であることの理由、トップ3は
1容姿が悪い
2自信がない
3努力不足
というものでした。いずれもネガティブな意見ですが、いずれにしても濃密な人間関係を築くための難易度がこの数年で急激に上昇していることが背景と見られています。
自信がないというのは、主に他の誰かと比べて自分が劣っていると感じているのが原因です。そして、その理由の大きな部分をインターネットの存在が占めているのは間違いありません。
ネット上では一般人ながらも容姿の優れている人をたくさん見かけますし、SNSではそういった人たちと浅い関係ではあるものの繋がることができるからです。
良くも悪くも我々はインターネットによって「賢く」なってしまったといえるでしょう。
メネラオス氏は他にも、束縛から逃れ自由でいたいという欲求が男性の中で高まっている事も理由として挙げています。また、家同士のつながりや古くは暴力によって女性を奪い取ってきた時代からの変化も未婚率の上昇に拍車をかけていると考えています。
研究者の意見も分かれる!
一方、ニューカースル大学のクリス・ヘイウッド博士は結婚や恋愛が生殖を目的としたものだけではなくなっている事が原因だ、と考えています。
ヘイウッド博士は、価値観の多様化が人間関係の複雑化に繋がっていると考えています。また、ジェンダーロールの定義が失われつつあることで男らしさや、女らしさという価値観が急激に崩壊していることも原因だとしています。
確かに、結婚という枠組み自体が既に過去の物、時代にそぐわない物と化しているのかもしれませんね。
独身遺伝子は存在するのか
さて、最後に遺伝子に関してひとつ研究結果をご紹介しましょう。これは中国で行われた研究なのですが、恋人とうまく恋愛関係を維持できないという人は「5-HTA1のG型」という遺伝子を持っている率が高いということが明らかとなりました。
5-HTA1にはC型とG型があるのですが、恋人との関係に悩む人は圧倒的にG型タイプが多かったのです。
このG型遺伝子の特徴としては、脳内のセロトニンレベルを低く抑えてしまう効果があり、これによって人間関係の心地よさを感じにくくするのだそうです。
もちろんこのタイプの遺伝子を持っていたとしても絶対に恋人ができなかったり、恋愛が長続きしないわけではありません。
ただ、遺伝子に関する研究がもっともっと進むことで、更に人間の性格や本質が先天的な部分に支配されていることが明らかになるのかもしれませんね。