現役ボディコンテスト選手が減量期に食べている物とは?
- 2019/03/07
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減量初期の食べ物に注目!
筆者を含め、多くのボディコンテスト選手は減量期に3ヶ月~4ヶ月かけて体重を10kg以上落とします。しかもただ体重を減らすだけではなく筋肉を残しながら脂肪だけをなるべく落とそうとするのです。
コンテスト選手の減量期終盤はかなり壮絶な状況となり、これは一般の人には到底真似できるものではありません(健康を害します)。
しかし、減量初期のダイエット法であれば多くの人にとって参考となる内容なのです。
今回は筆者を含め多くのボディコンテスト選手が減量期初期に考えているポイントについて解説していきましょう。
飲み物でカロリーを摂らない
まず大前提として、飲み物ではカロリーを摂らないようにしましょう。飲み物は水や炭酸水、ブラックコーヒーやお茶、0キロカロリー飲料に限ります。アルコールも可能な限り控えましょう。
減量中の大敵は当然ながら食欲です。飲み物は腹持ちが悪いため空腹感を紛らわす役にはあまり立ちません。それなのに飲み物でカロリーを摂ってしまうと摂取できる固形物の量が大幅に減ってしまうのです。
ついついブドウ糖果糖液糖たっぷりのジュースを飲んでしまうという人は気をつけましょうね。
カットすべき対象を絞る
ダイエットの特に初期の時点で考えるべきは、何をカットして体脂肪を落としていくかそのターゲットを定める事です。
これは糖質を削るのか脂質を削るのか、という二択を意味しています。糖質を削る場合は食事のカロリーはそれほど落とす必要はないのですが脂質カットの場合はその目的がカロリー制限であるためトータルのカロリー量にも気を配ります。
食の好みや体質によって糖質カットと脂質カット(カロリー制限)のどちらが適しているかは異なります。また、片方のやり方で減量を進めていく中で体脂肪の落ちが悪くなってきたら別のやり方に切り替えて体に刺激を与えるという方法もあります。
いずれにせよ、糖質と脂質の両方を中途半端にカットするのが一番よくありません。糖質が足りなくて体がダルい上にカロリーもあまり減っていないので体重も落ちないからです。
糖質と脂質(カロリー)、自分が何をカットしようとしているのかをしっかり認識することが重要なのです。
脂質カット時に食べる物
加工食品、生鮮品共に危険となります。果物や野菜類は基本的には大丈夫。アボカドは脂質を多く含みますが良質な不飽和脂肪酸を摂れるため一日半個くらいなら問題ありません。卵やチーズはご法度ですね。
肉であればささみや皮を剥いだ鶏胸肉、鶏もも肉。豚ヒレ、脂質の少ない牛モモなどが適しています。魚介類なら貝類、イカ、タコ、真鱈、バンガシウス、カツオ等。無脂肪ヨーグルトや無脂肪牛乳はOKです。
スイーツ系としては洋菓子は基本全滅です。和菓子を少量であれば問題ありません。もちろん食べ過ぎればカロリーが爆発しますからダメですよ。
また、サラダチキンの中には意外と糖質や脂質を多く含んでいるものもあります。気をつけましょう。
糖質カット時に食べる物
まず炭水化物と糖質の違いをしっかり認識しておかなくてはいけません。とは言っても何も難しい事はありませんよ。ポイントはたった一つ。炭水化物の中には食物繊維も含まれているという点です。
食物繊維は0キロカロリーで血糖値も上げません。だからいくら摂取してもダイエット・減量の邪魔にはならないのです。逆に適量であれば腸内環境の改善にも役立ってくれます。
糖質をカットしようとする時は、炭水化物ではなく糖質の量に正しく注目しましょう。全炭水化物中にどれくらい食物繊維が含まれているかまで確認するべきなのです。
さて、糖質をカットしようとするとどうしても主食的な物や甘い物は食べられなくなります。また牛乳やヨーグルトにも乳糖が含まれているためNGです。
基本的には肉類、魚介類、卵、チーズ等がメインになります。かなり肉食動物的な内容です。また、加工品の中にも糖質が含まれている物が多いため要注意です。ウィンナーなどは製品によって糖質量がバラバラですから必ず確認してから購入しましょう。
糖質カット中に食べられるスイーツとしては、0キロカロリー系のゼリーやAtkins等で有名な超低糖質プロテインバー等が便利です。