副業が思わぬところでバレる可能性を知っておこう!
- 2017/01/20
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副業するなら足跡を残すな
多くの企業では、就業規則などで副業の禁止をうたっています。ただし、一般的な事業において、従業員のプライベートな時間を拘束することはできません。従って、副業禁止という場合は、競合他社に有利となるような職務内容や、本業に差し障るような業務に従事することを禁止できるに過ぎません。
つまり、会社の業務とは何の関連もないし、その仕事をすることで、会社での仕事に影響するわけでもないのであれば、禁止されている副業には当たらないという解釈です。
しかし、なかには禁止規定に引っかかるか否かではなく、副業をしていること自体を快く思わない会社や上司もあるようです。表立って処分などをすることはできませんが、人事考課、査定というものは、胸先三寸でどうにでもできるものと思っていれば間違いないでしょう。
「評価されることはあっても、悪い点をつけられる覚えはない。」「どう考えても、不当な扱いでしかない。」と思われる場合でも、証拠がなければどうにもなりません。
副業がばれて、昇給や賞与、昇格に悪影響が出るのであれば、副業を辞めるか、極秘で行うかの選択となります。しかし、簡単に辞められるくらいなら、わざわざ副業などしないケースがほとんどではありませんか。
結局は、足跡を残さずに副業をする道を選ぶしかないのです。
パソコン時代ネット時代の副業バレ
いまや、一般のサラリーマンオヤジでさえ、ネットを使って副業をする時代です。パソコンで文書を打つことができれば、休日や夜間にいろいろな副業ができます。そのなかで、たとえば、オフィスソフトを使用したり、グーグルドライブを利用したりする仕事の場合、個人情報がバレる可能性があるのです。
誤解のないように言っておきますが、マイクロソフトやグーグルが、そのような危険なことをやっているわけではありません。使う側の不注意であったり、無知であったりが原因となるのです。
いま、オフィスのワードでも目の前にあれば開いてみて下さい。または、ファイルのプロパティを確認しても良いでしょう。作成者や最終更新者の名前が出てきます。知っている人は良いのですが、知らないうちに本名がファイルを送った相手にわかってしまう場合があります。ここは、何もしなければ登録名が自動的に入るようになっています。変更削除ができますので、不要な人はチェックしておきましょう。
また、クライアントとのやりとりでグーグルドライブを利用する際、本名のアカウントを使う人がいます。この手の副業の場合、たいていは複数の作業者がいます。つまり、本名を大勢の赤の他人に教えているようなものです。名前だけで個人を特定することは容易ではありませんが、知っている人がその名前を見ればどうでしょう?
たまたま、知人や同僚が同じ副業をやっている可能性は低いでしょう。しかし、ゼロではありません。自分もバレることを覚悟で密告する人がいるかも知れないのです。そもそも、不特定多数が見る可能性のあるネット空間で、本名を安易に使うことがどうなのかという問題もあります。副業バレの注意点とともに、パソコン使用上の注意点でもあります。