ダイエットに役立つ有酸素運動の取り入れ方
- 2018/08/12
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ダラダラ有酸素運動は百害あって一利なし!
ダイエットを成功させるために毎晩数キロのジョギングを実施している、そんな人はとても多いと思います。痩せるための運動といえば有酸素運動だと決めつけている人も未だに多いですし、とにかく走っていればそれでいいと考えてしまいがちなのです。
有酸素運動は確かに脂肪燃焼効果は低くはありませんが、ダラダラと長時間続けていても筋肉が削れてしまうばかりで体脂肪はあまり燃えてはくれません。逆に空腹感が強くなるケースも多く、食欲が増進した結果逆に太ってしまう人すらいるのです。
有酸素運動によってダイエットを成功させるにはいくつかのコツがあります。適切なタイミングに適切な運動量で行うことによって、はじめて脂肪燃焼効果を実感することができるのです。
今回は有酸素運動を行うべき3つのタイミングとその適切な運動量について解説していきます。無駄な努力は今すぐやめて、最短最速最大効率で体脂肪を落としてしまいましょう。
筋トレ後の有酸素運動
有酸素運動を行うのに最もベストなタイミングは筋トレ後です。筋トレを行うと我々の体は代謝が高まりどんどん体脂肪を燃やしやすいコンディションとなっています。これをアフターバーン効果や、EPOC (運動後過剰酸素消費量)といいます。
筋トレ後の有酸素運動のコツはあまり心拍数を上げないように注意することです。早足で歩く程度のスピードで約30分間ウォーキングしましょう。強い疲労感を覚える程頑張りすぎてはいけません。
筋トレと有酸素運動の間にはプロテインかアミノ酸サプリの補給によって栄養素を補給しておきましょう。これで筋肉を守ったり増強することが可能となります。
一時間の筋トレと30分の有酸素運動。これが体脂肪を落とすのに一番効果的な組み合わせとなります。
起床直後の有酸素運動
次に有酸素運動の効果が高いタイミングとしては「起床直後」が挙げられます。起きたばかりというのは体内の栄養素が枯渇している状態。ここで有酸素運動を実施するとダイレクトに脂肪燃焼が起こるため非常に効率が良いのです。
ただ、起床直後にいきなり激しい運動を行うのは危険です。まず水分を摂取し少し体をほぐすようなウォーミングアップを行ってから、HIITを実施しましょう。
HIITというのは高強度インターバルトレーニングの事で、20秒の連続したエクササイズと10秒間のインターバルを交互に行うトレーニング方法(規定8セット)です。
20秒間のエクササイズは基本的には何でも構わないのですが、脂肪燃焼に最も効果的となるのはジャンピングスクワットでしょう。
まず両手を床にタッチしてそのまま垂直跳び。空中で手を一回パンと叩いて着地すると同時に再び床に両手の平をタッチします。20秒間でこれを15回前後おこなえば相当な負荷となり消費エネルギーも高くなります。
朝は時間があまり無いという人も多いと思いますが、HIITであれば8セット行っても5分と掛かりません。正に超効率的有酸素運動といえるのです。
空腹時の有酸素運動
3つ目の有酸素運動ポイントは「空腹時」です。お腹がすいている時こそ有酸素運動を行って脂肪を燃焼しようというわけです。これは前述した起床直後と理由は似通っています。血中の栄養素が枯渇している時こそ、有酸素運動の出番。高強度の筋トレは無理ですが有酸素運動であれば多少苦しくとも実施できるのです。
筋トレはある程度体のコンディションを整えた状態で短時間に集中して実施することが望ましいのですが、逆に有酸素運動はエネルギー切れの時にこそ実施すべきと言えます。
一日のうち、この3種類のタイミングを意識しながら有酸素運動を実施すればかなりの勢いで体脂肪は減少していきます。筋トレをする日はその後に。それ以外の日は起床直後にHIITを実施しましょう。そして空腹時こそ体脂肪を燃やすチャンスだと考えてウォーキングや軽いジョギングを行うよう心がけましょう。