50代から体を変えるために必要な事をボディビルダーが教えます。
- 2017/01/30
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ボディビルダーはオヤジが多い!
日本の第一線で活躍しているボディビルダーの平均年齢はなんと30代後半。40代や50代、更には60代のボディビルダーも相当な人数がいるのです。
格好いい体を作るためには若さは必要ありません。むしろ、落ち着いて丁寧に集中して筋トレに励む事のできる中高年の方が、筋力トレーニングには向いていると言えるくらいなのです。
今回は、私の知人でもあり筋トレの大先輩でもある現役ボディビルダーの村山さん(仮名)にいろいろと話を伺って来ましたので、その内容をまとめつつ皆さんと情報をシェアしていきたいと思います。
ボディビルを始めたきっかけは?
ボディビルを始めるまでは全く運動やスポーツに縁の無かった村山さんですが、運動に対する予備知識が無かったからこそ逆にトレーニングに対して純粋な気持ちで向かい合えたそうです。
村山さんが筋トレを始めるきっかけとなったのはある海外ボディビルダーを雑誌で見かけたからでした。そのボディビルダーは40代後半にして世界のトップクラス。年齢を言い訳にするにはまだまだ早すぎると感じると共に、自分のだらしない体が心底恥ずかしいと感じた事が彼をボディメイクの道へと突き動かしたのです。
どのくらいで体に変化が起きた?
36歳から本格的にトレーニングを始めた村山さん。最初は完全に独学でトレーニングフォームもめちゃくちゃ。食事管理も一切気遣っていなかったためあまり体に変化は起きなかったそうです。
しかし、BIG3を中心にフォームを固め、高重量を意識し始めると劇的な変化が現れはじめました。そして筋トレ開始後ちょうど1年でベンチプレス100kgを達成。この頃になると明らかに体型が見た目にも変化し、村山さんが筋トレをしている事を全く知らない人からも「体、凄いですね」と言われるようになったそうです。村山さんいわく、早い人で半年。遅くとも1年も本気で頑張れば必ず一般人とは明らかに違う体が手に入る、とのことでした。
日頃食生活で気をつけている事とは?
増量期と減量期で食生活がガラッと変わるボディビルダーが多い中、村山さんは増量期でもあまりジャンクな物を食べないようにする事で無駄な脂肪をつけず、体重の増減を最小限に抑えているんだそうです。
その理由としては、あまり体重の幅が大きいと(10kg以上)、その都度皮が伸びてしまって下腹部あたりの皮膚にたるみが出来てしまうからなんだそう。これはあまり語られる事のない情報ですが確かにその通りですね。
村上さんは基本的に脂肪をあまり摂らないようにする事で脂肪の増加を防いでいます。食べない物は「揚げ物」「スナック菓子」「糖質を含んだアルコール類」で逆にそれ以外の物については増量期は気にせず食べています。確かに食べてはいけない物だけをポジティブリストしておいた方が楽に食事管理できそうですね。これは見習いたいアイディアです。
これから筋トレ始めようとする人へのアドバイス!
では、最後に。村山さんから、これから筋トレを始めようと考えているオヤジたちへとアドバイスを頂きましたので、編集を行わず、そのまま文字に起こして皆さんへお伝えしたいと思います。
「オヤジトレーニーの皆さん、こんにちは。村山です。私も30歳を大きく越えてから本格的にトレーニングを始めましたがそれでも体はどんどん変化していきました。今では50代間近ですが20代の若者と比べても体力・精力共に全く負ける気はしません(笑)
筋トレや食生活を変えるのははじめのうちはかなり抵抗があると思います。しかし、肉体と精神の両面で自分が研ぎ澄まされていく感覚というのは何物にも代えがたい、充実感と達成感が得られます。
日本には格好いいオヤジが少なすぎると思います。皆さん、是非ボディメイクによって格好いいオヤジになってください。そして、日本に蔓延る『若さ至上主義』を破壊してやりましょう!」