振り返る!日本代表がアジアカップで優勝できなかった理由を考察!

  • 2019/02/20
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優勝したかった日本は準優勝

優勝したかった日本は準優勝
2019年の冒頭を飾るビッグスポーツイベントのサッカーアジアカップが閉幕、我らが日本代表は惜しくも準優勝に終わりました。
その結果に導かれた原因を突き詰めれば、一筋縄でもいかない長くなる話ではあります。
サッカーに限りませんが、スポーツの勝敗にはあらゆる要素が絡んでのことだからです。
その中でここでは天王山と言われた準決勝のイラン戦と決勝のカタール戦に絞っての目線で語ってみたいと思います。
準優勝できたのはイラン戦に勝利したからこそであり、準優勝に終わったのはカタール戦に敗退したからです。

 

準決勝で優勝候補筆頭のイランに完勝

開幕前は世界ランキング29位でアジア最高位で、ここ数年はアジア勢には負け知らずのイランが、単純には今大会も無敗の優勝を飾るものと大方の予想がされていました。
その通りここまでイランは12得点無失点の快進撃、対する日本は5連勝とは言え、いずれも1点差で凌ぎ切っての勝ち上がりだったのです。
日本は準決勝でこの強敵と対決しましたが、結果は日本が3-0で圧勝しました。
ここは大きなターニングポイントとなった試合なのです。

・イランの心の隙を突いた日本
試合前からイランも優勢に試合を進められることがわかっていました。
日本としては劣勢の中でどう勝ちを拾えるかに集中していたのです。
それが現れたシーンが後半11分の先制ゴールにあります。
大迫選手のワンタッチでの球出しに南野選手がPAに向かって突進すると、イランDFはたまらず南野選手を倒してしまったように見えました。
「これはノーファウルだ」と周囲にいたイラン選手がこぞって審判にアピールを始めます。
その間、南野選手はすぐさま立ち上がりライン際まで転がったボールを拾って、どフリー状態で楽々とクロスを上げると走り込んだ大迫選手が得意のヘッドで合わせてゴールインしたのです。
こうなると試合の流れは日本に傾き、その後の追加点を呼び込んだとも言えます。

・大迫選手の復帰
第1戦以来、ケガで出場していなかった1トップの大迫選手が復帰したことで攻撃陣が活性化したと言えます。
シュート力だけでなく、ワールドカップで見せたようなボールを前線で落ち着かせて周りの選手に効果的に配分する技術やセンスには卓越したものがあるのです。
これが個でなくチームで対抗する日本にとっては大きな強みとなったのです。

 

決勝で伏兵のカタールに完敗

カタールはアジア大会を含む国際大会での実績はほぼありません。
しかし次回ワールドカップには開催国として出場することになっています。
そこで強化に力も入れていてユース世代のチームでは既にアジアを制してもいるサッカー新興国なのです。
予想はあまりされてはいませんでしたが、準決勝までの6試合で16得点無失点の成績も突出したものでした。
準決勝とは逆にカタールは日本に対して試合開始直後からアグレッシブでした。
序盤でのスーパーゴールによる先制も、その気持ちが現れた思い切りの良いものでした。
そして日本の守備が安定しないうちに追加点を挙げ、前半を2点リードで逃げ切ったところも大きなアドバンテージとなりました。
それでも中2日の不利な日程で臨んだカタールは後半には足も止まり、日本が1点を返してから同点に追い付くのも時間の問題のようでした。
ところが新鮮な選手の投入も遅く、逆に後半ただ1本のCKから不運なPKを献上したことで、勝負は決定づけられた感もあります。
守備は大迫選手のマークを徹底し、攻撃は前半で勝負を決しようとしたカタールの作戦勝ちだったとも思えました。

 

全体を通して

今大会を通じて優勝したカタールを始め、アジア各国のレベルが上がっていると言えます。
戦前の予想を裏切る結果が多かったことからも、気の緩められない試合が増えたことを意味するものでしょう。
総じて選手だけでなく監督を含めたメンタルの持ち方と戦術対応が準優勝を導いた大会だったのではないでしょうか。

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