格好良いサングラスやメガネはどう選ぶんですか?

  • 2019/07/20
  • ファッション
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  • ファッションマジシャン◆ yutaka
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小学校などは、そろそろ夏休みでしょうか。子供たちは楽しみかもしれませんが、親にしてみれば普段は学校で過ごしている子供の、昼間の過ごし先を考えなければいけないので結構大変だったりするんですよね。我が家の息子は、今年は結構学童が多い気がします。思い返してみれば自分が小学生の時どうしていたかというと家にいた気もするし、祖父祖母の家に預けられていた気もするし。ふと子供の頃の夏休みをどんなだったか思い出そうとしてみるものの、なかなか普段の暮らしぶりまでは思い出せません。あなたの小学生の頃の夏休み、どんなだったか思い出せますか?

さて、そんな夏のファッションで登場するもののひとつがサングラス。今回はこのサングラスやメガネといった、アイウェアについてです。

オヤジになってからメガネをする人もいるし、最近はサングラスも紫外線対策でつける認識も広がってきましたから、夏のご質問はそれなりにあるもの。確か2年ほど前にもサングラスについて書きましたが、今回はアップデートした情報でお届けします。

 

サングラスって格好付けるもの!?

サングラスって格好付けるもの!?

サングラスは、夏の紫外線から目を守るものとしてヨーロッパなどでは夏に欠かせないアイテムとして認識されています。日本人だと、単に眩しさを和らげる程度のものとして認識している人も多いのでは?むしろ「格好付けるヤツがするもんだろ」くらいに思っている人も少なくないはず。

この日本人の感覚で損をするのは、実は子供たちだったりします。子供ほど、目がまだ発達しきれていないので、強い紫外線に弱いのです。だから紫外線が強くなる時期、夏休みのレジャーなどで外での活動が多くなるならサングラスを掛けさせた方が、目には良いんですよね。でも、そんな小さな子がサングラスをしていたら「生意気」「わざわざそんな事をしなくても」という反応が多くなりがち。これでは子供たちが可愛そうだと思います。

さて、そんな具合にサングラスはメガネと共に、医療器具という様な面も持っています。なので、「格好がつくならなんでも良い」という認識で安物の、対して紫外線をカットせずにレンズの色が濃いだけのものをするのは大きな間違いなのです。これは本当にNG。レンズの色が濃いと、目に入る光は少なくなるので瞳孔が開きます。なのに紫外線をカット出来なければ、瞳孔が開いた分余計に紫外線を目の中に入れてしまう事になります。これって本来のサングラス機能の真逆をいくものですから、本当に気を付けて欲しいと思います。最近では「目から入った紫外線で日焼けしてしまう」なんて事も言われますからね。

ちなみに、レンズの色の濃さと紫外線カット効果に関連性はありませんから、レンズの色の濃さなどは自由に選べるのです。

 

サングラスの選び方とは?

サングラスの選び方とは?

まずはここまでの部分に気を付けて、紫外線をちゃんとカットできるものを選んで欲しいと思います。サングラスは紫外線カットという面だけを見れば、目が良い人も悪い人も、誰でも出来るアイテムです。

しかし目が悪い人はここに「視力」という要素が加わる分、レンズに度を入れるか?という事を考える必要がありますよね。ここで考えたいのは「サングラスは屋内などや、夜暗くなってからは外すもの」だという事。日中外でサングラスをしていても、屋内に入ったり夜になって外した時に、裸眼で周りが殆ど見えなくなってしまったら、不便ですよね。この場合は、メガネを別に持ち歩くか。もしくはコンタクトをして、サングラスは度なしレンズを選ぶか。なんて選択肢があります。ここはマナーにも関わる部分。「いや、度入りのサングラスで1日乗り切るんだ」なんてのは大人のファッションとしてもオススメ出来ないので、気を付けていただきたいポイントです。それに加えてもちろん、ある程度の質の良いものを選ばないと、フレームやレンズの質が悪くて掛け心地や目に良くないという事になりかねません。大人の選ぶものですし、良いものなら服に比べても長く使えるのですから、クオリティには多少なりともこだわりたいところです。

 

あとは自由に選ぼう

あとは自由に選ぼう

さて、前置きが長くなりましたが、この辺りをクリアすれば、あとは好みのデザインを選んでいきたいところ。サングラスは流行も結構あるのですが、大人の我々はそこまで流行に流されなくても良いですよね。まずは好みのデザインを選びたいところ。

例えばレンズだけ見ても、レンズの色は黒だけでなく、ブルー系やグリーン系もクラシックで良い感じです。またその色の濃さも様々ですし、ミラーレンズにするとさらに違った雰囲気になります。機能面でも、偏光レンズを選べばガラス越しの景色が見えやすくなったり。

そしてもちろん、ここにフレームの選択肢が加わります。まずはフレーム素材。大きく分けると、メタルフレームかプラスチックフレームかというのがあります。メガネという視点では、最近はメタルフレームに少しずつ人気が出てきている様ですし、プラスチックフレームも細いフレームが多く提案されている様です。さらに、フレームのカタチもありますね。大雑把にはクラシックなカタチに人気がある様で、丸メガネ系なども色んなブランドから提案されている様です。

メガネメーカーからは、サングラスはサングラスとしてのデザインで提案されているところが多いのですが、メガネとして提案されているものでも、レンズを変えればサングラスになるので、結構選択肢は広いのです(もちろん、サングラスとして提案されているデザインのものの方が、目を紫外線から守るために大きめで本来の機能を果たしているものが多いです)。

私は、個人的に流行に振り回されるのが好きではないので、ヴィンテージのサングラスや、クラシックなフレームデザインのサングラスを愛用しています。

 

メガネって顔の形に合わせて選ぶもの?

メガネって顔の形に合わせて選ぶもの?

さて、サングラスと合わせて今回はメガネについても触れたいと思います。メガネのご質問で良くあるもののひとつに「自分の顔のカタチに合わせるならどういうカタチが良いですか?」という様な内容のものがあります。ひと昔前では確かに、メガネ選びの方法として、自分の顔のカタチから、似合うメガネのカタチを選ぶという様な情報が多くあったと思いますし、いまでも見ますよね。

しかし、私は単に「自分の顔のカタチに合う」だけの選び方はオススメしていません。これは、服選びと同じです。服選びで言えばこれは「太った身体に合う、太った服を選ぶ」という事。でも、太った身体を細く見せたい人はこんな服選びしませんよね?着痩せして見える服を選ぶはず。

メガネも同じです。いまの自分の顔のカタチや目鼻立ちから、周囲に与える印象に対して、それをどうより良く見せたいのか?というのが大事なのです。アゴがしっかりしてホームベース型の顔だけど、しょう油顔風に見せたいなら、ホームベース型に似合うメガネは選びません。また、真面目な雰囲気に見える顔立ちだけど、もう少しラフで親しみやすい雰囲気に見せたいなら、いかにも勉強が出来そうなメガネは選びませんよね。ですから、服と同じ様に「ありたい自分」に合わせたメガネを選ぶ方が良いと思いますよね?

それに、メガネは別に一本だけを使い回す必要もありません。何本か持つ事を念頭におくなら、自分の気分が良くなる様な、好きなカタチのフレームのものがあったって良いはず。私もメガネは数本持っているので、中には単純に「このカタチに惚れた」というものもあります。そんな風に、自由に選ぶとメガネはもっと楽しく、ファッション的な視点で遊べるはず。

ただ、やはりファッションですから自分に似合わないメガネをしていては、自分の印象が悪くなってしまいます。服と同じく試着してみて「顔馴染みの良い」デザインをお店の人にも助けてもらいながら選ぶのが良いでしょう。

 

オマケのお店紹介

オマケのお店紹介

さて、最後に私オススメ&行きつけのお店を紹介しましょう。日本の中でも特に素晴らしいお店ですので、ホームページを眺めるだけでも色々と発見や刺激を得られるはずです。

 

GLOBE SPECS(グローブスペックス)

日本の枠を飛び越えて、2年連続で世界一のお店にも選ばれる名店。私もここで何本のメガネを買っていることか… 医療器具としての高いクオリティを当たり前の様にクリアしてからのセンスの良い提案をしてくれるお店です。

 

blinc(ブリンク)

こちらもまた、メガネへの深い愛情と造詣、そしてセンスを感じさせてくれるお店です。ここでも私は何本買ったんだっけ…

 

以上、サングラスもメガネも単に格好良いだけではなく、マナーや使い勝手も妥協しない大人のセンスあるチョイスをして、夏を楽しみたいですよね。そんなことを書いている私も、なんだかまた1本、メガネが欲しくなってきてしまいました…

 

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ファッションの専門学校〜アパレル業界での経験を活かし オシャレに自信がない男性から 豊かな人生を自在に楽しむスマートミドルへ大変身するための マジックの様なファッション=ファッションマジックをお届けします。
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