いま話題のnottecoと違法乗り合いの違い

  • 2017/07/07
  • ライフスタイル・娯楽
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長距離相乗りのnotteco

Notteco(以下のってこ)とは、自分ひとりで長距離移動をすると高くつく費用を、相乗りで割り勘にすることで安く抑えることができることから始まった相乗りのマッチングサービスです。最近始まったサービスのように感じているオヤジもいるようですが、のってこ自体は2008年から9年にもわたり行われています。

長距離相乗りのnotteco

ここで、ギャンブル好きなオヤジなら競馬場や競輪場の外周道路で同一方向へ帰る客を集めているタクシーを思い出すかも知れません。単純計算だと、助手席と後部座席で合計4人が乗り込めば、2000円の距離でも500円で乗れます。但し、ギャンブル帰りの相乗りタクシーは違法営業の場合があります。要するに乗り合いタクシーの許可を受けずに赤の他人同士を乗せている場合です。

また、料金もメーターを割るのではなく固定運賃です。もっとも、これは乗り合いタクシー自体がそうです。しかし、違法営業では2000円の距離を1人1000円で4人乗せるなんてことも。納得して払う分には好きにすればというところですが…。

さて、のってこは乗り合いタクシーではありません。あくまでも個人的な相乗りです。ただ、自分の身の回りだけでは相乗りする人が見つからないため、広範囲に相手探しをするだけのこと。そうでなければ、それこそ違法です。乗り合いであることだけでなく、白タクにもなってしまいます。
のってこは乗り合いタクシーではない

車を出す人の心がけ次第

のってこに限らず相乗りが違法ではないのは、車を出す人が商売にしていないからといえます。友人同士で旅行に行く場合を考えればわかりやすいですが、ガソリン代や高速代などの消費する分を人数割りで相互に負担するだけであれば、誰でも自由にやって構いません。ここに、車の消耗や保険料を加味しても良いでしょうし、運転する人の負担を考慮して割合を変えることも妥当です。

要は、社会通念上、人間同士のお付き合いとして妥当な範囲であれば、例え初めて会った人ばかりであっても、相乗りした費用をどのように負担するかは当人の自由です。しかし、そこに業としての要素が入ればアウトとなります。車を出す人が、これで小遣い銭を稼いでやろうなどと考えれば、その時点で違法性を帯びてしまうでしょう。

つまり、こうした相乗りサービスに限らず、オヤジが思いつきで知り合い相手に稼ぐ目的で、金をとって単なるレジャー用のマイカーを出せば手が後ろに回るかも知れないのです。実は、そうしたセコイことをやっている人がソコソコいるともいわれています。僅かな金で人生を終わらせるのは馬鹿げていますね。

車を出す人の心がけ次第

尤も、それが違法な商売なのか、のってこのような単なる相乗りなのかの見極めが難しいこともあるでしょう。しかし、そこが狙い目だなどとうそぶいていると悲惨なことになりそうです。また、自分自身はそのような違法行為に手を染めなくても、その利用者になってしまうことがあるかも知れません。それはそれで厄介な話ですから、相乗りを使うなら信頼できる相手やサービスを利用すべきです。

それでなくても、車には事故が付き物ですから、信頼できる相手でなければ乗ったり乗せたりはしたくないものです。

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