オレの彼女はタバコをやめる気がないらしい
- 2016/09/01
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オトコがどんどん禁煙に追い込まれる中でも
JT(日本たばこ産業株式会社)の全国喫煙者率調査によると、平成26年における喫煙者の率は、男性が約3割、女性は約1割であることがわかった。
過去の喫煙率はというと、平成16年には全男性の46パーセントに上っていたが、以来毎年2、3ポイントずつ下降し、ついに3割を切ろうかというレベルまで下がってきた。
タバコそのものがうんと高くなったし、街には禁煙、分煙化の波が容赦なく押し寄せてきて……。
あれ?
女性の喫煙率、あんまり変わってないじゃん。
どんなに迫害されてもやめない層に達した?
正確には平成26年の女性の喫煙率は、9.8パーセント。そこから5年前はというと11.9パーセントで、10年前は13.2パーセント。
まあ、確かに微妙に下がってはいるのだが、これはもう乾いたスポンジを絞るがごとく、必死にタバコをやめようとしてやめることができた女性の数に過ぎない。
つまりこう結論づけられはしないか。
「もうこの先、タバコをやめる女性はいない」
現に平成22年や同25年には、女性の喫煙率が一時的に上昇しちゃってるくらいなのだ。
団結力が増す?女性喫煙陣
真夏の太陽が照りつけても、冬の寒風吹きすさぶ中でも、壁のないビルの外階段で、たったひとつの灰皿をオッチャンたちといっしょに囲んで一服。
体に悪いことはわかる、人に迷惑がかかるのも十分知っている。
それでも叫びたい。
「こんな私に誰がした」
「そんな目で見ないでよ」
いつしか心はかたくなになり、もはやここまでくれば、タバコをやめようという気になること自体が悔しいくらい。
だから残り少ない仲間と団結する。アイツにもやめてほしくない、なんて気にもなる。
最近彼女、ボソッとグチりません?
「わたしって、そんなに悪いオンナなのかな……」
これは男性喫煙者の将来像でもある
オトコだって笑っちゃいられない。
今はやめられる人がやめて、毎年喫煙率が2、3ポイントずつ下がっているだけ。
喫煙者が多い分、もっと高い率で横ばいになってしまうのは目に見えている。
そして、タバコを吸う彼女をもつオトコたちへ。
あなたの彼女は、もうタバコをやめません。
これからもそれを受け入れて、いっしょの時間を過ごしなさい。
言えば、別れになるだけだから。
あと10年したら「タバコをやめよう」という言葉、死語になるかもしれないな。