FA補償で巨人・内海選手が西武へ!1年後に出戻りはあるのか?
- 2018/12/29
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衝撃のFA人的補償
巨人が大補強を敢行したわけですが、その代償もあります。それは、FAの人的補償です。すでに、西武からFAで巨人に移籍した炭谷銀仁朗選手の人的補償が発表されています。
西武は、人的補償で内海選手を獲得したのです。内海選手と言えばかつての巨人のエースであり、巨人ファンからすれば衝撃的なFAの人的補償となったのです。
そんな内海選手ですが、「1年後に巨人に出戻りするのでは?」との見方もされています。そこで今回は、出戻りは可能なのかと過去に出戻りをした選手について紹介していきます。
正規の方法で出戻りが可能!
内海選手は、ルール的に正規の方法で出戻りをすることはできます。内海選手がFA権を取得し、行使して巨人が獲得することで、正規の方法で出戻りをすることができるのです。
そこで気になるFA権なのですが、実は内海選手はすでにFA権を保持しています。そのため、来年のオフにFA権を行使することができ、巨人に出戻りをする可能性は十分あり得るのが現状となっているのです。
ちなみに、過去にもFA権を使って出戻りをした選手がいます。それだけに、本当に内海選手が1年で出戻りをすることは考えられるケースなのです。
過去に出戻りした選手
<脇谷亮太選手>
過去にFAで出戻りをした選手と言えば、脇谷亮太選手が挙げられます。巨人を所属していた脇谷選手は、2014年に西武からFAで移籍した片岡治大選手の人的補償で西武に移籍しています。
しかし、西武でFA権を取得した脇谷選手は、2015年にFA権を行使して巨人に出戻りをしているのです。巨人→西武→巨人という流れであり、人的補償からのFA行使とあって、まさにこの流れで内海選手が出戻りをする可能性があるのです。
<サブロー選手>
主にロッテで活躍したサブロー選手も、FAで出戻りをした選手の1人です。サブロー選手は、2011年のシーズン途中にトレードで巨人に移籍をしています。巨人の工藤隆人選手プラス金銭でトレードとなったのです。
しかし、サブロー選手はその年のオフにFA権を行使しており、ロッテに出戻りをしているのです。つまり、1シーズンも過ごさずに出戻りをしています。なんと、サブロー選手が巨人に在籍したのは、たったの154日だったのです。
ネックになるのは再度の人的補償
FA権を行使した出戻りをした選手がいることから、内海選手が1年後にFAで出戻りをする可能性は十分あります。ただし、出戻りをしないことも考えられます。内海選手がFA権を行使するとは限らず、西武に所属し続けることもあり得るでしょう。
また、FA権を行使したとして、巨人が獲得するのかもわかりません。実は、内海選手の年俸は1億円とされており、西武ではランクB以上になるとみられているのです。つまり、もしFAした巨人が獲得したとしても、再び「金銭補償」もしくは「人的補償プラス金銭補償」が必要になるのです。
再び人的補償となれば、巨人としても痛手になります。功労者である内海選手を「出戻りさせたい」という気持ちがあるでしょうが、人的補償がネックになるのです。それだけに、内海選手が1年で出戻りをするのかは微妙なところでしょう。
内海選手の活躍に期待!
西武に移籍することが決まった内海選手ですが、1年後に巨人に戻る可能性はあります。脇谷亮太選手やサブロー選手の例のように、FA権を行使して出戻りをした選手は意外と多くいるのです。
内海選手が1年で出戻りをするのかはわかりませんが、西武での活躍には期待です。かつて巨人のエースとして活躍し、タイトルも獲得した内海選手だけに、西武ファンも期待していることでしょう。
来年オフの内海選手の動向には大注目ですが、それよりもまずはシーズンの活躍に注目です。パリーグへの移籍になるため、復活する可能性もあるでしょう。