プロ野球のゴールデングラブ賞やベストナインは誰が決めているの?

  • 2018/10/27
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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プロ野球のタイトル

プロ野球の個人タイトルには、首位打者や最多本塁打、最優秀防御率など色々あります。個人タイトル以外にも、ゴールデングラブ賞やベストナインなどがあります。ゴールデングラブ賞やベストナインは、選手にとって勲章と言っても過言ではありません。

しかし、野球好きのオヤジでも、ゴールデングラブ賞やベストナインは誰が決めているのかわからない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、プロ野球のゴールデングラブ賞やベストナインなどは誰が決めているのかについて紹介していきます。
プロ野球のタイトル

 

ゴールデングラブ賞とは?

ゴールデングラブ賞とは、選手の守備力を評価して表彰する賞です。ポジションごとに1人ずつ選出され、外野手はポジションに関係なく3人が選ばれるシステムとなっています。

あくまでも守備力が評価の対象となっているのが、ゴールデングラブ賞の特徴です。そのため、打率やホームランなど打撃部門の成績がイマイチでも、ゴールデングラブ賞は獲得できる可能性があります。

ゴールデングラブ賞の受賞対象は、投手だと規定投球回数の143回以上投球している、もしくはシーズンの1/3以上の試合に登板していることです。他のポジションは、1つのポジションでシーズンの1/2以上に試合に出場することです。ちなみに、ゴールデングラブ賞は該当者なしのケースも存在します。

 

ベストナインとは?

ベストナインは、選手の守備力だけでなく、総合力を評価して表彰する賞です。ポジションごとに1人ずつ選出され、外野手はポジションに関係なく3人が選ばれるシステムとなっています。

ベストナインは、ペナントで優勝したチームや日本一になったチームから選出される傾向があります。受賞対象の明確な規定はないですが、総合力が評価されるため、基本的に多く試合に出場している選手が選出されやすいです。
ベストナインとは?

 

ゴールデングラブ賞とベストナインは誰が決めている?

ゴールデングラブ賞とベストナインは、記者の投票によって受賞選手が決まります。つまり、誰が決めているのかという問いの回答としては、記者が正解です。

とは言え、どの記者でも投票することができるわけではありません。投票権については、「新聞社」「通信社」「テレビ局」「ラジオ局」のプロ野球担当者として、5年以上にわたって現場で取材を担当している記者にのみ与えられます。

簡単に言ってしまえば、長年プロ野球を取材している記者がゴールデングラブ賞とベストナインに相応しい選手を投票し、各ポジションで最多得票の選手が選出されるのです。

 

新人王も同じ選出方法!

プロ野球には、最優秀新人賞(新人王)も選出されるのですが、新人王も同じ選出方法となっています。5年以上プロ野球を担当している記者が選考資格を持つ選手に投票し、最多得票の選手が新人王となるのです。

ただし、新人王では「該当者なし」という票を投じることもできます。最多得票の選手の得票数よりも、「該当者なし」が上回っていると、その年の新人王は「該当者なし」となるのです。

また、最多得票の選手の投票数が投票総数の26%に達していないと「該当者なし」となってしまいます。
新人王も同じ選出方法!

 

2018年は誰が選出されるのか注目!

今回は、ゴールデングラブ賞やベストナインの受賞者は誰が決めているのかを紹介してきました。長年プロ野球を取材している記者が投票し、ゴールデングラブ賞やベストナインの受賞者は決めています。さらに、新人王も同じ方式で決めているのです。

ベストナインと新人王は、2018年11月27日の「NPB AWARDS」にて発表されます。ゴールデングラブ賞は、まだ発表日が公表されていないですが、例年だと11月の末頃に発表されます。2018年シーズンは、誰が受賞するのか注目してみてください。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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