パチンコに新たな規制が…?店内全面禁煙で業界はどうなるのか?
- 2018/04/08
- ライフスタイル・娯楽
- 712view
- パチンコ/パチスロ
- スロット
- タバコ
- パチスロ
- パチンコ
- 禁煙
パチンコ店でタバコが吸えなくなるかも
出玉規制がスタートしてパチンコ業界もこれから順次淘汰される時代に突入かと思われていますが、さらなる激震が店内全面禁煙規制です。
もちろん、まだ決まったものではなく、現段階では噂に過ぎません。
その噂の震源は、どうやら2020年東京オリンピックを控えた首都圏の自治体レベルではあるようです。
全国的に見ても、現在でも公共の施設から飲食店についても小規模店を除き全面禁煙の方向にあります。
その中にあって、パチンコ店だけは堂々と喫煙が可能なのはどうなんだろうということのようです。
確かにいたって真っ当な話のようですので、これから先、全国的にパチンコ店も禁煙化が進むと思っておくべきです。
そこで、客に与える影響から業界にはどのような影響が出そうなのか考えてみました。
もしもパチンコ店が禁煙だったら
・客は減る
仮にパチンコ店でタバコが吸えないとなると、単純にはこれまでタバコを吸っていた客は来なくなります。
あるいは、これを機会にタバコを止めてまでパチンコに励もうとする人もいるでしょう。
それに喫煙スペースくらいは設けることでしょうから、いきなり完全にシャットアウトされるはずもありません。
パチンコが好きなら、ながらタバコくらいは我慢しても仕方がないと思うだけの人も多いとは思えます。
しかし、そんなことならこの際、パチンコとは縁を切ろうとする人も少なからずはいるでしょう。
・客が増える要素もある
一方、これでタバコの煙に悩まされずにパチンコができるという人もいるでしょう。
逆にこれまで禁煙でなかったから来なかった客層が新たに加わる可能性もあります。
ですが、時代の波は脱パチンコ社会ですからそれだけではパチンコ店に行く動機とまでにはなりにくいでしょう。
この増減をどう見るのが正解かと言えば、やはり総じて客は減るのが正しいでしょう。
もしも禁煙で客が増えるのなら、とっくにパチンコ店は禁煙にしているからです。
・ロスタイムが発生する
タバコを吸うには、台から離れて喫煙スペースに移動することになります。
この間は台を使ってくれなくなりますので、それだけでも店の営業に悪影響があると考えられます。
・喫煙をきっかけに帰り始める
いったん台から離れて一服していると、パチンコ中の興奮状態が冷めてしまいます。
そこで我に返って「今日はこの辺にしておこう」と帰り支度をするようになることも考えられます。
さらにそこには並み居る常連客もいますので、話をしているうちに自分の未熟さにも気付かされたりすることでしょう。
プレイを離れ冷静で的確な判断をする機会を与えてしまうのは、店にとっては好ましくはないのです。
・パチンコとタバコはセットになっている
パチンコはタバコを吸いたくなる環境にあります。
勝っていれば殿様気分で一服、負けていればイライラ解消に一服、どちらでもなくても勝つか負けるかの勝負の前の精神安定剤として一服欲しいものなのです。
タバコを吸いながらできないパチンコなら、もうパチンコなんかやっていられなくなるという説も頷けるでしょう。
それでもパチンコにしがみつけるのは、パチプロのみとなってもおかしくありません。
そしてそれを支えるタバコなしでもパチンコを止められないパチンコ依存症の人たちと二極化した限られた客層に絞られてくるのではないでしょうか。
国民の目線から鑑みる
休日に終日パチンコをしながらタバコを吸っているのは、健康的ではありません。
パチンコ店の禁煙化によってタバコの消費量も一気に下がるほどかもしれません。
そうすれば、パチンコ業界のみならずタバコ業界にも影響はあります。
しかし、国民の健康的な生活を守るためにも関係業界は再編されて然るべきでしょう。
依存症問題も医療費問題もより小さな問題にまで押し下げられる良い試みとなるのは疑う余地もないのではないでしょうか。