デジタルカメラは何で選べばいいのか!

  • 2019/09/13
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  • マニッシュ【テクニカルライター】
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みんなが首からぶら下げてるかっこいいカメラは何?

みんなが首からぶら下げてるかっこいいカメラは何?
インスタ映えする写真を撮りたい!
一眼って普通のカメラと何が違うの?高いの?難しいの?
今さら聞けないし、もはや何から聞いていいのかも分からない…。
そんな迷えるオヤジにズバッとアドバイス!

 

今買うなら「ミラーレス一眼」

デジタルカメラは主に、
・カメラボディとレンズが一体型の「コンパクト」
・カメラボディからレンズを取り外しできる「ミラーレス一眼」
・カメラボディからレンズを取り外しできる「一眼レフ」
に分かれます。

そして初心者でも簡単に使えるけど見た目がプロっぽいかっこいいカメラが欲しいなら、断然「ミラーレス一眼」をお勧めします!

「一眼レフはハードルが高そう…」「コンパクトカメラを買うぐらいなら、スマートフォンでいいかな…」などなど市場の声を受けて、近年デジタルカメラ市場はミラーレス一眼ブーム。一眼レフが当たり前と思われがちだったプロカメラマンでさえ、ミラーレスのシェアが年々高まってきています。

とは言うものの、白物家電と違って、カメラとなると基礎知識ゼロの状態で店頭に行っても、何を基準に選んでいいのかイマイチ分かりません。ましてや決して安くはない買い物なのでカメラ選びに失敗したくはないけど、今更カメラについて調べる気力もない…。そんなオヤジに、カメラ選びが楽しくなる、カメラの基本をさらっとご紹介!

 

コンパクトカメラ

まずは、最も気軽に購入しやすいコンパクトカメラからご紹介。
コンパクトカメラは、カメラボディとレンズが一体型なので、レンズを取り外して交換することはできません。また、カメラに内蔵されているセンサーが一眼カメラより小さい場合が多く、小型で軽量なラインナップが多いのが特長です。

センサーが小さい分、画素数(画像のきめ細かさ)も小さくなるので、描写力は一眼カメラには敵いませんが、よほど大きく引き延ばしてプリントしない限りはそれほど気になりません。
また、多くのコンパクトカメラにはオート撮影モードが搭載されているので、誰でも直観的にカメラを操作することができ、お値段もお手頃で5万円前後かそれ以下で購入を検討できます。
(コンパクトカメラの人気モデル:PowerShot G7 X Mark II(有効画素数:2010万画素、約6万円)

一方、コンパクトモデルでも一眼カメラと同等の機能を搭載している10万円を超えるラインナップも多数取り揃えられています。プロカメラマンがポケットからさっと出して手軽に撮るためのサブカメラとして愛用するケースもあり、コンパクトカメラと言えどその実力は侮れません。
(コンパクトカメラの人気モデル:SONY DSC-RX100M7 (有効画素数:2010万画)、約15万円)

 

ミラーレス一眼/一眼レフ

ミラーレス一眼/一眼レフ
一方、「ミラーレス一眼」や「一眼レフ」と呼ばれる一眼系カメラは、カメラボディからレンズを取り外すことができるのが最大の特長です。例えば、花を撮りたいときはマクロレンズ、鳥を取りたいときは望遠レンズ、風景を撮りたいときは広角レンズ、という具合にカメラボディからレンズを取り外して、お好みのレンズに交換することができます。また、コンパクトカメラに比べて大きめのセンサーを搭載していることが多く、そのためカメラ自体の大きさも大きくなり、画素数や描写力もグンとあがります。

とは言え、交換レンズは非常にお高い商品なので、交換レンズをとっかえひっかえ楽しむのは、プロカメラマンか、資金豊富なオヤジか、カメラオタクがほとんどでしょう。多くの初心者一眼ユーザーは、カメラボディとレンズが一つの箱にセットになって売られている「レンズキット」というものを購入し、そのレンズをそのまま使っている場合が多いようです。

ちなみに「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」で迷っているなら、初心者が使いやすいのは断然「ミラーレス一眼」です。ざっくり言うと、一眼レフは物理的にミラー(鏡)が内蔵されている本気カメラで、ミラーレス一眼は、ミラーなんて大きくて邪魔だから電子化して、そのぶんカメラを小さくしようぜという進化版。それぞれに長所と短所がありますが、一眼レフは、扱いに慣れるまでに少し時間がかかります。

 

ミラーレス一眼の値段

デジタルカメラの場合、デジタルカメラの命とも言えるセンサーのサイズによって価格帯が変わります(センサーサイズが小さくても高機能であれば高くなります)。センサーが大きいほど高画質で描写力がありますが、A4プリントやファミリー写真として残す場合はマイクロフォーサーズでも十分きれいです。
・フルサイズ(特大)…20万円前後~
・APS-C(大)…10万円前後~
・マイクロフォーサーズ(中)…5万円前後~

 

ミラーレス一眼の人気モデル

ミラーレス一眼の人気モデル
最後に、近年の売れ筋メーカーを中心にミラーレス一眼人気モデルを見ていきましょう。
ミラーレス一眼の戦国時代なだけあって、各社から豊富なラインナップが出揃っています。

〇ニコン
筐体の堅牢性と自然色の忠実な描写性が特長の老舗ブランド「ニコン」。

・フルサイズセンサー(2018年発売)
「Z6」(有効画素数:4250万画素)…カメラボディとレンズのセットで「Z6」が約30万円。
「Z7」(有効画素数:4575万画素)…カメラボディとレンズのセットで「Z6」が約40万円。

二コン初のミラーレス一眼です。ニコン史上最高画質を謳う「Z7」はカメラ上級者向けモデル。シーンモードのようなお手軽モードは搭載されておらず、写真家の情熱に実直に応えるカメラ。そのせいか、記録メディアはSDカードではなく、より書き込み速度が早いXQDカードです。

〇キヤノン
初心者からプロカメラマンまで幅広い層に人気のキヤノン。見たままの色を忠実に再現するニコンに対し、実際より美しい色で撮れるのがキヤノンのカメラの特長です。

・フルサイズセンサー(2018年発売)
「EOS R」(有効画素数:約3030万画素)…カメラボディだけなら約20万円。
ただし、「EOS R」は「RFマウント」という新規格のレンズマウント(口径)を採用しているため、レンズとアダプターを別で購入する必要があります。全部揃えると、ざっくり35万円程度になります。
やはりフルサイズセンサーのカメラはお高い…。

・APS-Cセンサー(2018年発売)
「EOS Kiss M ダブルズームキット」(有効画素数:2410万画素)…標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本付属でなんと約8万円。「EOS R」と比べてかなりコスパがよすぎるので発売以降かなり売れています。2本の付属ズームレンズのおかげで、近くものから遠くのものまでオールマイティに撮影できます。

〇ソニー
ソニーと言えば、ゲーム・オーディオ・テレビのイメージですが、デジタルカメラ業界でもかなりの存在感です。ソニーのカメラは他社よりいつも一歩先の最新技術を搭載している印象です。

・フルサイズセンサー(2018年発売)
「α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキット」(有効画素数:2420万画素)…カメラボディとレンズのセットで約25万円。高画質・高速性・高機能でこのお値段なので、ニコンと比べると圧倒的なコスパです。

・APS-Cセンサー(最新!2019年秋発売予定)
「α6100」…店頭予想価格はカメラボディ単体で約9万円、レンズキットなら約10~12万円。
「α6600」…動画をメインに撮りたいならこちら。店頭予想価格はカメラボディ単体で約15~16万円、レンズキットで約20万円。ボディ内手ブレ補正、動画Log記録、ヘッドホン端子、動画時の瞳AFなど、動画向け機能が搭載されています。動画を多く撮りたいなら、動画に特化した機能を搭載しているモデルがおすすめです。

〇パナソニック
世界初のミラーレス一眼を販売したのが日本の老舗家電メーカー「パナソニック」。
ライカレンズを採用し、レンズの品質の高さが特長です。

・フルサイズセンサー(2019年発売)
「S1」、「S1R」、「S1H」…ハイアマチュア~プロカメラマン向けで、いづれも30~50万円クラス。高いカメラを買う読者にこの記事は用はないので、まだ紹介していないマイクロフォーサーズ機種をご紹介したいと思います。

・マイクロフォーサーズ(2018年発売)
「LUMIX DC-GX7MK3」(有効画素数:2030万画素)…標準ズームレンズキットで10万円以下。インスタのようなフィルター撮影が可能で、カメラ初心者でも難なく操作できるのにプロっぽい写真が撮れます。お手頃価格&高機能でおすすめな一台です。

・マイクロフォーサーズ(2018年発売)
「LUMIX DC-G9L 標準ズームライカDGレンズキット」(有効画素数:2033万画素)…店頭価格で約25万円とマイクロフォーサーズにしては強気なお値段ですが、髪の毛一本一本や風景の質感などがとてもリアルに撮れます。描写力にこだわりたいなら一押しのモデルです。

 

まとめ

ミラーレス一眼が人気の理由がお分かりいただけましたでしょうか。一眼レフより使いやすくて、スマホよりいい写真が撮れるミラーレス一眼。皆様が最愛の伴侶となる一台に出会い、楽しいカメラライフを過ごせますように。

 

ここまで読んだオヤジにおすすめの記事2つ。

オヤジがカメラデビューするなら「一眼レフ」「ミラーレス」「コンデジ」どれにすべき?(https://yaziup.com/life-style/hobby/42534)
こんなにもある!フィルムカメラの多様な魅力(https://yaziup.com/life-style/hobby/61917)

この記事の作者

マニッシュ【テクニカルライター】
マニッシュ【テクニカルライター】
趣味は家電のスペックを比較すること。デジタルカメラ、洗濯機、ドライヤーなど何でも大好き。家電好きが高じて金融業からテクニカルライターに転職し、気づけばかれこれ15年。取扱説明書からコラムまで、家電にまつわるあれこれを執筆することを生業にしています。家電量販店を散策して過ごす休日が幸せ。次に買い替えるなら何がいいか日々妄想中。
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