プロジェクトを成功に導く最強チームの作り方とその特徴

  • 2018/03/02
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4番打者を並べてもチームは成り立たない

災害時に素早く動き出す世界企業グーグル。その最強チームを作り、運営し、プロジェクトを成功に導く様は、各国の多くの企業やオヤジたちの注目の的となっています。2016年には「Googleの決断思考 世界最強チームは危機にどう対応しているのか」(ポプラ新書・林信行、山路達也共著)という書籍も出版されたほどです。

4番打者を並べてもチームは成り立たない

さて、Googleに限らず、また災害時に限らず、ビジネスの社会では常に最強チームの存在が必要とされています。プロジェクトを成功に導く最強チームの作り方とその特徴をみていきましょう。

まず、プロジェクトチームの編成にあたって重要なのがメンバーの構成です。プロジェクトの目的に応じた人材を選定することになるわけですが、単純に能力の高い人物を選ぶというわけにはいきません。よくいわれることですが、4番打者ばかりを集めても機能しないというアレです。

4番打者は野球においてチームの得点力の要ですが、ランナーとして出塁する選手や、ランナーを進塁させる選手などがいて初めてその威力が脅威となる存在です。4番打者ばかりでは、一発大きいのを狙えるかもしれないものの、当たり外れが大きなチームとなってしまうため、勝利に近い編成ではないのです。

つまり、最強チームを作るためには、プロジェクトに欠かせない各パートの業務に精通した人材を集める必要があります。しかも、コミュニケーション能力に長けた人材であることが絶対条件です。通常業務においても報連相が重要といわれるように、意思疎通と情報共有が円滑でないとプロジェクトの成功はありません。

お互いの任務を理解し、他のメンバーの業務に利益となるように協力できることが大切であり、個人が目立つ必要などまったくないのです。

業務に精通した人材を集める必要

 

チームワークは信頼関係から

オヤジ世代には当たり前のことですが、チームで仕事をする上で重要なチームワークは、メンバー相互の信頼関係がなければできあがりません。意思疎通ができないのも信頼関係が乏しいからだといえるでしょう。

もし、マイナスの情報を出したとしたら、ミスを責められたり、犯人探しがはじまったりするようなチームでは、現実が地下深く潜ってしまうこともあり得ます。そして、プロジェクトが頓挫したときには、責任のなすりあいがはじまってしまうかもしれません。

最強チームを作る上で外せないのが、信頼関係を構築するということです。

しかし、信頼関係なんてそう簡単にはできないものでは?という疑問があります。たしかに、口でいうほど容易なことではありません。実は、最強チームは作るものではなく、出来上がるものなのかもしれないのです。というのも、プロジェクトが成功するチームには概ね次のような特徴があるからです。

それは、他人の話を聞くメンバーが揃っていることです。コミュニケーションの基本は喋ることではなく聞くことだといわれます。一方的に喋るだけではキャッチボールになりません。そして、他人の話を聞くことができる人材は、他人を尊重し、チームとしての仕事ができる人材だといえます。

ただし、単に迎合しているだけのメンバーでは駄目です。また、感情ではない異論を口にすることも躊躇わない率直さも必要な要素となります。

チームワークは信頼関係から

そして、他人の話を聞き、問題点を共有し、自分の専門性を絡ませることで解決策を生み出す。そこにあるのは、お互いがフォローしあいプロジェクトの成功を目指す関係性です。この作業ができるチームこそが最強チームとなる可能性を持っているのです。

その人が、他人の話を聞いて業務の改善・推進につなげられる人物かどうかは、普段の言動を見ていればわかることであり、その点ではメンバー選びも困難とまではいえないでしょう。

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