若者達が中年オヤジの自虐ネタにウンザリしているという事実
- 2017/09/17
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芸人の自虐ネタは面白いけど…
自虐ネタで人気になった芸人がたくさんいるように、自虐ネタは人を笑顔にさせるパワーを秘めています。
日常生活で自虐ネタを言って笑わせることが好きなオヤジもいることでしょう。
ですが、よく考えてみてください。
自分より年上(目上)の人の自虐ネタを聞かされる若者の気持ちを………。
自虐ネタの具体例、自虐ネタが嫌われる理由を踏まえて、若者に嫌われない自虐ネタを考えてみましょう。
【具体例①】容姿に関する自虐ネタ
・デブだから暑いんだ
・頭が寒い
・ゴリラに似てるってよく言われる
【具体例②】体に関する自虐ネタ
・枕がクサイ
・老眼で…
【具体例③】恋愛に関する自虐ネタ
・女にモテたことがない
・昨日も風俗行ってきた
・嫁とは何年もしてない
・失恋や離婚をネタにする
【具体例④】金に関する自虐ネタ
・俺なんて借金まみれだよ
・ランチ代がもったいないからお弁当持ってきた!
・宝くじ当たらないかな~
【具体例⑤】若者に関する自虐ネタ
・おじさんといても楽しくないよね?
・みんな同じ顔に見える
【自虐ネタが嫌われる理由①】反応に困る
自虐ネタを言われた側は、笑えばいいのか「そんなことない」と言えばいいのか、反応に困ってしまいます。
最も困るのが、自分より年上(目上)の人の自虐ネタです。
反応を間違えると今後の付き合いに影響を及ぼす恐れがあるため、神経をすり減らして正しい反応を考える必要があります。
困らせたくなければ安易に自虐ネタを連発するのはやめましょう
【自虐ネタが嫌われる理由②】自虐なのかわかりにくい
例えば、太っている人が「俺って筋肉質なんだよね~」と言った場合、本気なのか冗談なのかわかりにくいです。
周囲に理解されにくい中途半端な自虐ネタは避けましょう。
【自虐ネタが嫌われる理由③】「否定してほしいんだろうな~」と思われる
「そんなことない」と否定されたいがために、自虐ネタを言う人もいます。
「太ってなんかいませんよ!」という反応を期待していたのに「そうですね!下腹がポチャっとしてますね(笑)」と笑われてカッとなったことがある人は、ウンザリされている可能性が高いです。
嫌われない自虐ネタとは
嫌われない自虐ネタは「わかりやすくて、ポジティブな表現」であることです。
「どうせ俺なんて…」といった暗い内容や、笑っていいのかわからない内容は相手を困らせてしまうだけです。
会話の中で自虐ネタを挟みたいなら、相手の反応を窺わずに笑顔でサラッと言うこと。
そして、後始末を他人に任せないことです。
「それでさ~」と自ら話題を変えるか会話を元の流れに戻し、自虐ネタをずるずると引っ張らなければ不快感を与えにくいです。
自虐ネタは本人が思っている以上に高度な技術が必要
自虐ネタは言うだけなら簡単ですが、意外にも高度な技術を要します。
トークに自信がある人、普段から明るい人、部下から慕われている人ではない限り、なりふり構わず自虐ネタを連発するのはやめておいたほうがいいでしょう。