直感で怒る人は脳の老化が進んでいる!見抜くべき3つの兆候はこれだ!

  • 2018/04/06
  • ヘルスケア
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キレるお年寄りが社会問題となって久しい。

相手がコンビニの店員だろうが、電車の乗客だろうが、はたまたカフェで大声で喋るオバサン軍団だろうが、彼らはキレまくり説教を喰らわす。

確かにコンビニの店員の敬語はめちゃくちゃで、電車の乗客のマナーも、カフェのオバサン軍団のマナーもお世辞にも良いとは言えない。

その一方で思うのが『オレはあんな年寄りにならないからな!』と宣言しているオヤジもしくはオヤジ予備軍に、キレるお年寄りになる兆候が目立ってきている。

その理由及び、今から出来る具体的対策はないのだろうか。

 

本音が説教オヤジなのは若手もお見通し

30前の若手部下がオヤジ上司の何気ない発言と行動を観察した結果、
『キレるお年寄りになりそう』と判断を下すのは、以下の3つのポイントだ。

本音が説教オヤジなのは若手もお見通し
1:怒ったり疑問を抱くと主観的かつ説教モードにスイッチオンする
2:自分の意見を正当化する為に、ネットの発言や知り合いの言葉を引用する。
3:都合が悪くなったら、ウケない一発ギャグをかますか、なかったことにする。

この3つに当てはまる直属の上司や先輩と仕事をしなければいけない場合、彼、彼女らは気を遣う。
上司の肩書が立派であったり、上司が業界で名前の知れた人物だと尚更だ。

オヤジは、ブログ、FBなど、SNSツールを使うと『ひとりメルマガ』状態になりかねない。
仕事や近況だけサラリと書いている分には害はないのだが、ふと思った本音を書いた途端、中身のない説教オヤジという事が露見する。

気付かないのはオヤジだけ
『でもオレのブログ20個もイイネがついていたけど?』と反論するオヤジがいるだろう。それは『共感した』という意味でなく、『はいはい読みました』という既読スルーに近いものなのだ。気付かないのはオヤジだけである。

 

管理職、ヨイショされている人ほど危ない

’17年秋にNHKが65歳以上の男性500人にアンケート調査を行った結果、日常生活で感情を抑えきれずにキレると答えた人は、実に4割に達している事が判った。

脳の中で怒りを抑制する役目を果たしているのが前頭葉だが、これは年齢と共に活動が鈍ってくる。
還暦前からアンガーマネージメントに勤めるようになったというのは遅いのだ。

現在の還暦すぎで現役で働く人のアンガーマネジメント方法は2種類に分かれる。
1:周囲を密かに見下したり、自分が認めた人間だけ褒めようとするマウンティング。
2:怒りの原因をつきとめ、客観的な視点で物事を見る様にする
企業の中で働く還暦すぎの男性に多いのが、前者のアンガーマネージメント方法だが、これでは、問題解決能力が麻痺し、周囲の人間は悪い意味で物分かりがよくなるので、キレる年寄りまっしぐらである。
望ましいアンガーマネージメントは後者の方になるだろう。

キレる年寄りとなるのは、会社の管理職は、ヨイショされて当たり前という人気商売出身者だ。
『肩書、特技がなくなると、普通のおじいさん』という事実を受け入れられないから彼らはキレる。

肩書、特技がなくなると、普通のおじいさん
同じ業界で20年以上も働いていた人なり、全く違う業界で苦労らしき苦労もしていないというのであれば、要注意だ。
ではやってはいけないキレ方の具体例、オヤジ予備軍が使っているであろう、SNSではどの様な失態があるのか。

 

政治、性、宗教、主観でキレるのはタブー

キレる年寄り予備軍オヤジの特徴は

1:直感的、主観的
2:周りがイエスマン
3:自己顕示欲が強い

就職氷河期世代にも、キレる年寄り予備軍は少なからず居る。
運よく就職先や業種を殆ど変わる事無く、生きてきた男性がこれに当てはまる。

筆者の知り合いのアラフォー男性は、LINEも含む個人のSNSで公言してよい事、黙っておくべき事の差が判らない。
先日も、マタニティマークをつけた女性に席を譲ったオレって偉いとSNSに書いているまでは許せた。

本来であれば、この様な行為は、黙って行い心の中にしまっておくと、オヤジはモテる。
だがその後、知り合いがやった行為は、『キレる年寄り予備軍』だった。

マタニティマークを付けた人をけなす人は最低だ、クソだ、カスだと引用をつけて暴言の吐きまくり。
ちなみに、マタニティマークがあるのは日本だけだ。
諸外国では、この様なマークをつけずとも、配慮をすべきだと周囲が判断した場合、妊婦や障碍者に配慮する。

世の中には、子宮ガンや、その他の指定難病で子供を授かる事が出来ない人もいれば、生活苦の為に、健康でも子供を諦める人もいる。
おそらく、この知り合いは、見た目健康そうで、実は指定難病という人を見かけても、知らん顔をしているのだろう。

政治、性、宗教、主観でキレるのはタブー
目に見えたものしか判らず、思慮する事も出来ないのに、政治、性、宗教を語り、説教オヤジになるのは、
実は影で、どうなんだ?と思われているのだ。

マタニティマークが作られたのはこの様な『目に見えたものしか信じない、直感的な人』の配慮のなさからだ。

では、キレる年寄り予備軍に認定されてしまったオヤジは、なすすべもないのだろうか。

 

孤独に耐え、自然に注目される人になろう

キレる年寄り予備軍に共通しているのは『目立ちたい、注目されたい』という願望だ。
だから気が抜けると説教モードになる、思い通りにならないとキレる、都合が悪くなるとウケないギャグをかます。

オヤジ予備軍も、仕事で人間関係をキープしているうちは、後輩、取引先から、
『それって〇〇さんのキャラですよね~』とシラっとあしらわれている。
だが、仕事を離れるとどうだろうか?余計な気も使わなくて済むのだから人間関係はガラリと変わるはずだ。

様々な人々を魅了する歌手、スターは昭和、平成の時代を問わず孤独だった。
ある日突然、引退宣言する歌手もそうだ。

孤独に耐え、自然に注目される人になろう
彼、彼女らは、注目を浴びたいと思うより孤独を大事にしてきた人たちである。

彼、彼女らの生き方にならい、ヨイショしてくれる人たちを捨て、自分と向き合う時間を大事にする事だ。
自分と向き合った時に、はじめて客観的な判断が下せるようになり、

何故あの時、突発的に怒ったのか?
何故あの時、他人からみればどうでもいい事を手柄みたいに自慢してしまったのか?

といった事が冷静に判る様になるはずだ。
その時に初めて、オヤジは人として尊敬される様になる。

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