寒くても「寒い」と言わないほうがいい理由

  • 2017/12/23
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寒さとは体感温度である

寒さとは体感温度である
ここ最近の冬の訪れは急激なものがあります。
紅葉狩りですっかりご満悦状態だった翌日に霜が立ったり雪まで降ったりするのも珍しくなくなりました。
この「寒い」と感じるのは、体感温度によるものです。
例えば、同じ気温でもどれだけ風が吹いているかで変わります。
それも窓の立て付けが悪く「ぴゅーぴゅー」と音付きだったら余計に寒く感じたりもします。
最近の気温差による寒さも顕著で、昨日の気温から一気に10℃も下がったりもします。
それでは平年並みの気温とか言われても、極寒シーズン到来のようにも感じたりです。
年を取るほどに若かった頃に比べて、一段と寒さが身に染みるように感じるのも自然の摂理です。
それだけ熱を発する筋肉が減って基礎代謝量が落ちているということの表れでもあるのです。

 

冬の寒さは気合で乗り切るのも大事

冬の寒さは気合で乗り切るのも大事
夏の暑さに比べて冬の寒さはメンタルには好影響もあります。
正月シーズンに寒行が各地で頻繁に行われていることからも察し出来ることです。
裸になって氷水を頭からかぶってしまえば、見ている人こそ寒くなります。
しかし当の本人たちは、寒いのは一瞬でその後は身体がぽかぽかしてくるそうです。
寒さの抵抗力もついてしまうので、寒さなんてそこそこ慣れてしまうのが手っ取り早い対策だとも言えます。

・心頭滅却すれば火もまた涼し
これは、人は無念無想の境地になってしまえば、何の苦痛も感じなくなるということわざです。
寒いと感じるだけでなく夏の暑さ、その他にも病気や怪我などによる体調不良も含まれます。
いちいち急に寒くなったからとあわてて縮み上がったりこたつに潜り込んでしまったりしていては、自分のペースが乱されるだけなのです。
何が自分にとって大切なのかをちょっと考えてみれば、当たり前にやって来てしまう寒さなど軽い障壁でしかありません。

 

「寒い」と脳が感じると眠たくなってしまうプロセス

「寒い」と脳が感じると眠たくなってしまうプロセス
健常な人でも寒くなって最大の問題となるのは、眠たくなることです。
外気の温度が下がれば、体温は奪われてしまいます。
それを避けるために人体は防御反応をするのです。
大昔は動物のように毛が体中に生えていましたので、それを立たせることで保温をしていました。
その名残で鳥肌が立ったりもするのです。
そして血流を抑えようとして心拍数が下げられます。
すると血圧が下がりますので、身体の一番上にある脳に届く血液も減ってしまいます。
こうして脳の活動が鈍くなって脳が休養を求めるようになるのが、眠たくなるまでのプロセスなのです。
「寒い、寒い」と頭の中で繰り返しながら人に会う度に「寒いですねー」などと挨拶をしていると、眠くなってしまうという訳です。
山の中では本当に眠ってしまうと、そのまま凍え死んでしまったりもします。
歌など歌って何とかして暖かいと思い込むだけで、睡眠への導入を避ける力も出てくるのです。

 

平常心でいることはここでも大切

平常心でいることはここでも大切
・挨拶で「寒い」などとは言わない
いたって自然な挨拶でもありましょうが、「寒いですねー」は厳禁と覚えておきましょう。
その一言で脳は寒いと感じなくても寒いと指令を受けているようなものになるのです。
それに対し「暑いですねー」は大丈夫です。
これは逆に脳が暑いと感じれば、血流を盛んにして頭も活性化してくれるからです。
暑さボケの対策にもなりそうです。

・柳に風と受け流す
そうは言っても、気合だけで冬を乗り切ろうなどとはしなくても良いのです。
一瞬「寒い」と感じた後に「まあ、ここは山の中でもないから遭難することもないし」などと気を楽に持つのです。
その上で適正な防寒装備をしておきましょう。
日本の冬などは一部の地域を除いて、淡々と対策していればそれほど恐れるには足らないのです。

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