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中国との南シナ海問題でよく出てくるフィリピンの軍事力って?

  • 2018/10/04
  • ビジネス
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フィリピンの紛争事情

近年になって中国の東南アジア地域への進出意欲が強まっていることは、報道で伝えられているとおりです。日本は東シナ海で対峙していますが、南シナ海で対応に追われている国のひとつにフィリピンがあります。

登場当時、犯罪者には容赦しないという姿勢で「フィリピンのトランプ」とも呼ばれたドゥテルデ大統領。一時は中国と穏健な関係を模索していたようですが、さすがに中国のやり方には危機感を持っているようです。

フィリピンの紛争事情

とくに火種となっているのは、南沙諸島と呼ばれている地域で、中国が実効支配を進めるべく、さまざまな軍事施設を建設しています。ここは、フィリピンの他、マレーシアや台湾、ベトナムといった国々も自国の領域として主張している場所です。各国も施設の建設に頑張って?いるようですが、中国の勢いに押されまくっている感があります。

そんなところで、仮に武力衝突が起こるようなら、フィリピンとしては対中戦争も辞さない構えを見せているといわれています。

フィリピンは、1898年からアメリカ合衆国の植民地として、第二次世界大戦におけるフィリピン攻略戦までアメリカの支配を受けていました。ダグラス・マッカーサーを追い出し、アメリカに代わって日本の統治下に入ったフィリピンでしたが、「アイ・シャル・リターン」の名言もあるマッカーサーによって、再びアメリカの支配下となります。

1946年に実質的な意味での独立を果たしたフィリピンは、その後もアメリカ軍の駐留による安全保障体制にあったのです。

その後、アメリカ軍の駐留をよしとしない方向に動いたことから、国防が危うくなったとの指摘もあります。

フィリピンの紛争事情

 

意外に小さいフィリピンの軍事力

さて、それでは中国との戦争も辞さないとして、フィリピン軍はどのくらいの実力を持っているのでしょうか。

フィリピンには、陸軍、海軍、空軍、海兵隊の4軍種(ただし、海兵隊は海軍に内包)があります。ただ、スペインの植民地だった時代から、独立のために戦ってきたフィリピンの軍事組織は、時代背景とともに変遷し、現在の国防軍の規模は意外にも小さいものです。

陸軍は兵力12万人くらいで、日本の陸上自衛隊の実数と大差ありません。編成は歩兵師団が中心で、機甲戦力は持っているという数量にとどまるようです。対ソ戦を想定(表向きはともかく)して、重武装の部隊を配置してきた陸上自衛隊とは大きく異なります。

フィリピン海軍の所属艦艇は3桁に上っています。ただし、外国の海軍と正面切って砲火を交えるような一線級の艦は少なく、多くは沿岸警備その他の補助艦艇というべきものといえます。これも、大型駆逐艦(水上主力戦闘艦は全部護衛艦と称していますが)や潜水艦を多数保有する海上自衛隊とは異なる状況です。

空軍も国内のゲリラ向けの編成といったもので、制空権を確保する能力はあまり期待できないもののようです。

意外に小さいフィリピンの軍事力

このように、人口的には1億人規模で日本と近いものの、軍事力としては大きな違いがあります。もちろん、世界第3位の経済大国と比較するのが無茶だといえないことはありません。3000数百億円とみられる軍備の予算規模では、GDPの1%程度で日本と同程度ともいえます。しかし、必ずしも日本と同程度の割合がベストだともいえません。

また、自衛隊の陣容でも対中防衛には危ういことを考えれば、フィリピンが単独で中国と対峙するには厳しいものがあるといえるでしょう。物量に勝る中国軍との消耗戦を想定して準備することは困難ですが、ある程度は持ちこたえられる軍事力の整備が急務となっています。

現在、フィリピン軍は近代化のための装備の更新や、一線級正面装備の調達など戦力の充実を図っており、その中で、日本も装備面などで協力しています。

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