薄毛のオヤジにも似合うヘアスタイルとは?
- 2017/08/03
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無理にボリュームを出すのは見苦しい
多くの男性は年齢を重ねるほど「薄毛(AGA)」に悩まされるようになります。近年は病院で治療できるようにもなりましたが、自覚した時は既に症状が進行しているケースが多く、思ったように成果が出ない場合もあります。
そうなると残った髪でヘアスタイルを作らなければいけません。ところが髪そのものが細く痩せてコシも無いため、ボリュームを出そうとするとスカスカな仕上がりになります。その結果が「すだれ」や「バーコード」です。
こうした悪あがきはただでさえ見苦しい上に、頭皮の脂やスタイリング剤のせいでギトギトしているため、女性受けは良くありません。だからと言ってスキンヘッドにするのは勇気がいるし、薄毛以上に周りの視線が気になります。一度やってしまうと元のヘアスタイルに戻すのは困難です。
ポイントは3つ!短く自然に清潔に
そこで、いっそ髪の毛を短くするのをオススメします。「ただでさえ薄毛なのに髪の毛を短くするなんて……」と思いがちですが、しっかり生えているところとそうでないところの差が分かりづらくなり、薄毛が目立たなくなります。さらに不自然さもなくなるメリットもあります。
サイドや後ろは薄毛になりづらく伸びると膨らみやすいので、頭頂部や前髪よりも短く刈り上げます。仕上がりはショートカットにツーブロックを組み合わせた感じになるはずです。そこから頭頂部の髪の毛を中央に寄せて立てる「ソフトモヒカン」や、前髪を後ろに流す「オールバック」といったアレンジも可能です。
髪の毛に余裕があればもっと長めにして段差をつける「ショートレイヤー」や、後ろの髪の毛を長くする「ウルフカット」も似合うでしょう。頭頂部や前髪の毛先を散らすことで頭皮が見えるのを防ぐ効果もあります。逆に短くし過ぎるのは頭の形が丸分かりになるので切る前にスタイリストと相談しましょう。
カットする店の選び方と普段のスタイリング
薄毛をカバーするために髪の毛を短くするなら店選びが大事です。薄毛のスタイリングに慣れているのはメンズ向けの美容室や理髪店です。最新の流行を取り入れるなら美容室の方が適しています。ただし薄毛の基本となる「ショートカット+ツーブロック」の髪型は、すぐにサイドや後ろが膨らんで見た目が悪くなります。1ヶ月おきにカットするのが理想なので、コストパフォーマンスも重要です。
いっそサイドと後ろだけバリカンを使って自分で刈る方法もあります。大きいヘアピンでカットする部分としない部分を区切っておくと失敗を防げるでしょう。最初は心持ち長めのアタッチメントで試した方が無難です。
普段のスタイリングはワックスが最適です。仕上がりがドライになり、ムースやジェルと違って毛先だけにつけられるので頭皮に悪影響が及ぶのを防げます。最近では界面活性剤の入っていない頭皮に優しいワックスもあります。
つける時は「ちょっと足りないかな?」と思うくらい少量ずつにします。髪の毛の立ちあがりが良くない時は先にドライヤーを根元にかけて、その後にワックスをつけましょう。もちろん寝る前には必ず洗い流して薄毛が進行しないように注意します。
長い髪に慣れていると急に短くするのは不安ですが、普段のスタイリングが楽になり見た目にも清潔です。そのギャップから女性受けも良くなりそうです。