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バスケットボールの試合は5対5なのはなぜ?

  • 2018/09/10
  • ライフスタイル・娯楽
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19世紀末に考案されたバスケットボール

19世紀末に考案されたバスケットボール
世界で最も競技人口が多いスポーツといえば、バスケットボールである。ということは、以前にも「YAZIUP!」で、お伝えしたとおり。大勢の人々が世界中で楽しんでいるのですが、サッカーやゴルフ、野球など他の人気スポーツと比較して大きく異なる点があります。

それは、起源がはっきりしているということ。
例えばサッカーは、ボールを足で蹴るといった自然な動きから発生しているだけあって、いつごろから楽しまれているのかなんてわかりません。ましてや誰が始めたのかは、わかるはずもないのです。

しかし、バスケットボールは、いつ誰が始めたかハッキリとしているスポーツ。
初めての試合がおこなわれたのは1891年、アメリカの「国際YMCAトレーニングスクール」でのこと。考案者はYMCA体育部教官のジェームズ・ネイスミス氏、体育館向きの運動プログラムとして考案したと、記録に残されているのです。

 

当初は参加人数がはっきりと決まってはいなかった

高いところにあるゴールにボールを入れることで得点できるとか、ボールを持ったまま走ってはいけないとか。
今でもバスケットボールの基本となっているルールの多くは、このときにネイスミス氏が決めたのですが、面白いことに当初は参加プレイヤー数が決められていませんでした。
当初、ルールとしてあったのは「対戦するチームのメンバーは同数とすること」のみ。1891年の最初の試合は、9対9だったという記録が残っているのですが、これは考えてみれば当然のこと。

ネイスミス氏が考えていたのは、体育館で体を動かせる適当なスポーツというだけのこと。最初から1チームのメンバーの数が決められてしまっていては、数が足りないとか多いという理由でゲームを始めることすら難しくなります。
想定していたのは集団を適当に2チームに分けて、互いにゴール数を競わせる、というだけのものだったのでしょう。

 

5対5になったのは、カオス化させないため

5対5になったのは、カオス化させないため
その後、バスケットボールは評判となり順調に広がりを見せていたのですが、悲劇が起こったのが1892年。米・コーネル大学で100人のクラスを2チームに分けて50対50で競わせたところ、ボールを奪いあいケガ人が続出、体育館が破壊されかねないカオスと化した……そりゃそうなりますよね。

これを受けてか、ルールが改正。1894年にはコートの広さに応じて、1チームを9人、7人、5人にすべしというものとなり、1897年には1チームを5人とすべしというものになったといいます。

つまり、バスケットボールの試合が現在の5対5になった理由は、カオス化しない人数として適当だったから、ということができるでしょう。

 

YMCAが母体となって生まれたスポーツとは?

YMCAが母体となって生まれたスポーツとは
ところで、バスケットボールが生まれた舞台である「YMCA」なのですが、これは「Young Men’s Christian Association」の略。日本語では「キリスト教青年会」と訳される、青年の健全な育成のために結成された組織。教育機関や宿泊施設、ボランティア団体の運営など様々な活動をおこなっており、世界中にネットワークを持っています。

バスケットボールは、そんなネットワークをもとに広がったもの。
だから考案されてから、比較的短い期間しか立っていないにもかかわらず、世界中で多くの人が楽しむスポーツとなったのです。ちなみに、日本にバスケットボールが伝わったのは1908年、これもやはりYMCAのネットワークを通じてのことだったといいます。

同様にYMCAで考案されて、あっという間に人気スポーツとなったものに、バレーボールがあるのですが、こちらは1895年のこと。ネイスミス氏に誘われて体育部教官となったウイリアム・G・モーガン氏が考案したルールをもとに改良・発展を重ねて、今の形に落ち着いたといいます。

うーん、YMCAといえば、私、アントニオ犬助は西城秀樹氏の大ヒットソングしか思い浮かばなかったのですが、バスケットボールとバレーボール、2つのメジャースポーツの母体になっていたのですね。

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