30代男のストレス克服を栄養面から考える
- 2016/12/17
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ストレスを根本から考える
ストレスとは体が外的刺激に対して、調和を保とうとする反応のことをいいます。
難しい言い方になってしまいましたが、極端に言うと嬉しいことや楽しいことも刺激ですから、ストレスになるということです。
体にとっては大切な働きなのですが、暑さや寒さ、騒音、疲労という肉体的刺激に加えて、30代男となると、仕事や家庭、さらには恋愛に伴う、イライラや不安、さらには対人関係・・といった精神的刺激に絶えずさいなまれてしまうことが多く、ストレスが思った以上に過剰になりやすいのです。
ストレス過剰が体と心のバランスを崩す
このバランスの崩れが30代男の三大苦である「ハゲ・ナエ・デブ」にも大きく影響すると言われているのです。
事態は深刻です。このストレスとどのように向き合っていくのかを考えずして、ハゲ・ナエ・デブ対策は語れないのです。
ストレスの克服を食べ方から考える
なければいいというものではないのが面倒ですが、ストレスと一生楽しく付き合っていくための食べ方を考えてみましょう。
まず、ビタミンCが足りなくならないように気をつけます。
ストレスにさらされた30代男の体は、それに抵抗するためにエネルギー源であるブドウ糖を作ります。副腎に副腎皮質ホルモンを出して、肝臓のグリコーゲンの分解を促進してブドウ糖を作り出しているのです。
これが脳をはじめとして全身に流れ、体は対抗しているのです。
この家庭で、副腎では大量のビタミンCが使われます。もともと副腎にはビタミンCがかなり多く蓄えられているのですが、補給が不足すればこの機能は低下してしまうのです。
一日に必要なビタミンCの所要量は100mgです。これは大きめの柿1個分のビタミンCになります。
取り入れるのに苦労する量ではありません。それでもビタミンCは壊れやすいビタミンですから、ストレスを感じている人はこの倍くらいはとりたいものです。
特にタバコがやめられない30代男は要注意です。
その分を柿などの果物でとるようにすると、こんどはデブを気にしなければなりません。
どうしても糖分の取り過ぎになってしまうのです。
最後は野菜に頼るしかない
やっぱり野菜です。それも栄養価が全盛期の旬の野菜に頼りましょう。
ブロッコリー、チンゲン菜、小松菜、キャベツ、そして意外なのがローカロリーで満腹感を得られやすいのがイモです。これはビタミンCの宝庫でデブを気にする人に是非とも勧めたい食材なのです。
ストレス対抗策として副腎を強化
副腎の強化にはパントテン酸とたんぱく質はしっかりと補給します。
パントテン酸は聞き慣れない言葉かも知れませんが、ギリシャ語で「どこにでもある」という意味です。文字通りどこにでも含まれているので、摂取にそれほど気を遣う必要はありません。強いて言えば納豆です。これはたんぱく質の宝庫でもありますから、まさに一挙両得の食材なのです。
ストレスによるイライラ解消法
ストレスのイライラ解消にはカルシウムとマグネシウムは不足しないようにしましょう。
カルシウムが精神安定剤的な働きをすることは周知の事実ですが、改めて念を押しておきます。毎日の食事がインスタント食品や外食に偏りがちな人は、家飯(いえめし)の人に比べて明らかに怒りっぽいのです。