「自分に似合う服」のおしゃれな探し方とは?
- 2017/06/15
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お洒落な大人の服選びは流行を最優先にしません。
自分らしくあること、楽しめること、より良くなること。そんな、自然に明るくなれる様な視点で選ぶのが良いですね。
なるべく本質的で、しかも自分に合っているものを選び、自分を自然に楽しめると、さらに格好良くなるものです。
では、そんな服選びはどうすれば良いのでしょうか?今回はそんなお話です。
自分らしさを表現しよう
何度もお伝えしますが、それは大事だから。とにかくブレない様にしたいのは「自分らしくあろう」とする事だと思いませんか?
「自分の事は、自分だからこそ分かっていない事もある」なんて事もありますが、だからこそ「自分」を常に客観的に意識する意味でも「自分らしくあろう」とするのは良い事です。
自分らしさを自覚し、受け入れ、そこから周囲に発信していく。こういう事が出来ると、周囲との関係がスムーズになるものです。ファッションはコミュニケーションツールの1つとして、こういう部分でも効果的に使えるんですね。
流行に流されない
そのために「流行に流されない」というのは結構大事なポイントです。前述の通りファッションって「ありたい自分」を表現するためのツールになるのですが、その視点で言えば流行とは「こういうあり方っていいよね」という、あり方の押し売りとも言える部分があるのです。これが多くの人に受け入れられて「それっていいよね」となれば、大きな流行になっていきます。
もちろん、流行が大きくなるには多くの人が「自分で選んでいる」のですから、それはそれで自分らしさとして選択している様に見えるかもしれません。しかしその流行の元を辿ると、結局はお金儲けのためのもので「多くの人が共感しそうなものを、なるべく共感させやすい様に、大げさに宣伝して発信し、関連商品を売って儲ける」なんて事も少なくありません。そして、そういう流行は共感してくれる人を飽きさせない様に、とにかくコロコロと目まぐるしく流行の中身を変えていきます。それはあり方やさらに生き方さえもその流れで商売にしていきます。
「こういう生き方っていいよね」
「でもこういう生き方もあるんだよ」
「これが新しい生き方!」
「これまでの生き方はここが間違っていた!」
こんな風に、視点をずらし、手を替え品を替えながら巧妙に「自分たちが儲けるため」のツールとして魅力的な生き方を発信し続けます。この波に流されてしまうと、いつの間にか自分らしさを見失ってしまう事にもなりかねません。
ですから、流行を知ることは良いのですが、その波には流されず、むしろ乗りこなすくらいの方が良いですね。
でも、お店で売っているのは、、、
ここまでは良く言われる事です。本当の自分らしさを表現出来る様にしましょうね!と。
でも、そうは言っても、お店で売っているのは、お店が儲けたくて売っている流行モノが殆どだったりするのです。
いくら「自分に合う服はこういう形でこんな色で、こんな着こなしなんだ!」と分かったところで、その時にその服が買えるかどうかは別の話なのです。
さらに、大量生産品というのは、なるべく「誰にでも似合う服」を作ろうとします。当たり前ですね。ただこれって裏を返せば「誰にとってもそれなりには似合うかもしれなあけど、ピッタリとは合わない服」になってしまうという事なのです。
いくら自分らしさを表現しようとしてそれに合う服を知ったとしても、それは「世の中でいま売っている服」の中で選ぶしかないのです。自分の事を見ているだけでは、自分らしさは表現出来ないのです。
選び方は、余裕を持って
さらに、売っている服は常に入れ替わります。つまり、売り出し時期や売り切り時期があるのです。流行を知るだけでなく、それがいつ売り始めるのかを知らなければ、自分に合った服を見つけ、手に入れることが出来ないのです。
しかも!
ひとつの流行で見つけられる自分に合う服は、全身分まとめてという訳にはいかない事もあります。今年の流行はジャケットだけとか、シャツだけ。なんて事もある訳です。これは、自分らしさを追い求めるほど、そうなってしまう傾向にあります。
ですから、本当に自分らしさを表現する服を楽しもうとするなら、長い目で見る必要があります。流行を確認しながら、自分に合うものを少しずつ増やしていくのが、無理なく賢い選び方でしょう。
もちろんオーダーという選択もありますが、オーダーで出来る服の種類も万能ではありませんからね。
一方で、流行は時代を映す鏡という部分がないわけではありません。今だからこその価値観が反映されていることもあるのですから、「いまを着る」という意味では、流行のものを身に纏うのはいまを生きることにも繋がるでしょう。
なるべく肩肘張らずに流行だったり、お店に並ぶ服を意識しつつ、自分らしさを少しずつ創り上げていく様にすると、例え最初はファッションが苦手だとしても、着こなしを少しずつ楽しめる様になっていくものです。
ぜひ、そんな余裕のある大人なファッションを楽しんで欲しいと思います。