糖質カット中に食べたい「お菓子」とは?
- 2019/02/27
- ボディメイク
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糖質制限中は甘い物はNG?
糖質制限ダイエットを成功させる上で、絶対に解決しなければならない問題が「甘い物の誘惑を断つ」という点ですね。糖質制限ダイエットでは当たり前の話ですが砂糖を摂取することは許されません。効率の良いストリクトな糖質制限ダイエットでは標準として一日20gまでの糖質しか許されていません。食べ物には調味料含めてどれだけ気をつけていても少量の糖質は含まれている事が多いので、砂糖を含んだ甘いお菓子などを食べる糖質の「枠」は全く無いと考えた方が良いのです。
しかし、甘い物を食べると脳内から特定の神経伝達物質が分泌され人間は多幸感や満足感を得ることができます。これは疲れを癒やしたりテンションを上げるのにとても役立ちます。そのため、甘い物を完全に断った生活というのは極めてストレスフルなものとなってしまうのです。
というわけで今回は、糖質制限中でも食べられる甘いお菓子をご紹介します。糖質制限ダイエットの先進国であるアメリカでは、糖質制限中でも食べられるお菓子がたくさん開発されているんです。
血糖値が上がらなければOK!
とても単純に言ってしまえば、どれだけ甘いお菓子を食べても血糖値が上がらなければそれでOK。糖質制限ダイエットとしての理屈は通るわけです。最近ではカロリーゼロの糖アルコール(スーパー等で売られているエリスリトールが代表的です)というものがかなり安価で使用可能となっており、舌の上で甘味は感じるものの血糖値にはほとんど影響を与えないため様々な場面で使われています。
血糖値さえあがらなければインスリンは分泌されず、脂肪細胞へと栄養が送られてしまうことはありません。また、糖質ではなく脂質やタンパク質をメインのエネルギー源として生活するのことのできる、ケトーシスと呼ばれるコンディションを維持するのにも糖アルコールはほとんど邪魔にならないのです。
海外ナンバーワンメーカー「アトキンス」
炭水化物をカットするダイエットを世界で初めて提唱したのはロバート・C. アトキンスという博士です。このアトキンスの名を冠したお菓子メーカーが米国にはあるのです。
その名の通り、甘く美味しく、しかもタンパク質と食物繊維が豊富に含まれているお菓子をたくさんの種類アトキンス社では開発し販売しています。
アトキンス社製のお菓子は多くの場合一つ40g前後の大きさ。この中に実質的な糖質は3g前後しか含まれていません。冒頭で述べた通りストリクトな糖質制限ダイエットでは一日の糖質摂取量を20gに抑えますが、アトキンス製のお菓子であれば毎日2,3個食べても大きな問題とはなりません。
その他の海外ブランドは?
アトキンスの他にも糖アルコールを上手く使って糖質量を下げたお菓子はたくさんあります。米国製のもので例を挙げると、Raw RevやThinkThinあたりが有名です。また、Walden Farmsではカロリーの無いパンケーキシロップも製造しています。
糖質の極めて低いお菓子は人によってはクセを感じるかもしれません。やはり厳密には砂糖とは違う甘みですからね。
ただ、糖アルコールはあくまでも自然由来のものでいわゆる人工甘味料とは違いますからその点は誤解のないように。
日本における「糖類ゼロ」お菓子の注意点
日本でも最近糖質制限ダイエットブームの影響もあり、「糖類ゼロ」とパッケージに記されているチョコレート菓子を見かけるようになりました。
ただ、一つ注意してもらいたいのは「糖類」と「糖質」は違うという点です。糖類ゼロでも糖質ゼロとは限りません。砂糖や乳糖、果糖などは糖類ですがデンプンやアセスルファムなどは糖質です。糖類ゼロでも糖質はがっつり配合されているお菓子もあるようですので、食べる前に必ず成分表を確認するクセをつけておいてくださいね。