なりふり構うな!体を仕上げる最後の一手!完璧な「水抜き」とは?
- 2017/08/13
- ボディメイク
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3日で最大の効果を得るには水抜きが最適
体脂肪率が落ちるにつれ、ダイエットを進めれば進めるほど同時に筋肉を犠牲にしてしまいます。もちろん、それでもコンテスト出場予定者であれば歯を食いしばって除脂肪を推し進める必要があるわけですが、一般トレーニーの場合は「そこそこ」仕上がってしまえばそれで十分、という人も多いでしょう。
今回は、海やプールに遊びに行く直前に「もう少しだけバキッ」とした仕上がりのボディで服を脱ぎたい、そう考えている人のために「そこそこボディをワンランクアップさせる水抜き方法」について解説していきたいと思います。
短時間で、楽に、確実な効果を得るためには水抜きが一番であることは間違いありません。皮下の水分を抜くことで、あくまでも一時的ではありますが、間違いなく見た目はバージョンアップするのです。
基本は「塩抜き」
人間の体には通常、体重の60%もの水分が蓄えられています。このうち、皮下に含まれている水分は血液やリンパ液などと違って体にとっては比較的優先順位の低い存在です。
ですから、水抜きを行うと早い段階で皮と筋肉の間、皮下脂肪に含まれた水分を抜くことができるのです。
水抜きの基本はとにかく塩抜きです。食べ物や飲み物に含まれるナトリウムの量を限界までカットします。基準としては塩分換算で1日3g以下。これを3日も続ければ体内の塩分濃度はかなり下がり、同時に蓄えられていた水分も相当量排出されます。人間は体液の濃度を維持するために塩分の減少に併せて水分も減らそうと反応するのです。
塩分カット中の食べ物としては和菓子がオススメです。洋菓子は脂質が多く、カロリーが高いので体脂肪が増えてしまう可能性があります。また、肉や魚は塩分を抜いて調理するのが難しいという欠点があるからです。
カリウム摂取で水抜き促進
塩分を更に排出するためにはカリウムを多く摂ることも有効です。カリウムは果物や野菜などいろいろな食品に多く含まれていますが、錠剤も安価で手に入るので利用しても良いでしょう。カリウムを摂るとその代わりにナトリウムが追い出されるように体外へと排出されます。その結果、水分も減少するというわけです。
ちなみに塩分カットとナトリウムの摂取を実施し始めた当初は、普通に水は飲むようにしてください。水分量を長期間減らし過ぎると体調を崩す恐れが高くなります。飲水の量を意識して減らすのは「脱ぐ半日前」からで十分です。
水分補給はたんぽぽ茶
たんぽぽの根っこには体内のカリウム濃度を増加させる作用があります。この効果は薬局にも売られているたんぽぽ茶でも当然得られるのです。たんぽぽ茶には肝臓を保護する効果もありますから一石二鳥と言えるかもしれません。どうせ水分を摂取するのなら飲み物を水ではなくたんぽぽ茶にしてみるのも良いでしょう。
利尿剤は最終兵器
水分排出の最終兵器といえば利尿剤です。利尿剤にはループ系やカリウム保持性利尿剤などいくつかの種類があります。
むくみ取りなどでよく使われるのはループ系のラシックスという薬ですが、当然頻繁に飲むべきものではありません。使う場合は医師の指導の下、最低量かつ最低頻度とすべきでしょう。