女性ホルモンが増えると本当にハゲないのか検証
- 2015/12/22
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頭髪の部位によって分類と性質が違う事を知っておこう
体毛には大きく分けて、男女両方に生えて性ホルモンの影響を受け難い無性毛と、性ホルモンの影響を受け易い性毛の2種類があります。男性の前頭部と頭頂部は男性毛で、それ以外の大分部は無性毛に分類されます。
男性ハゲの種類と特徴について知っておこう
男性ハゲで一番多いのが、通称AGAと呼ばれる男性型脱毛症です。前頭部がハゲるM型と頭頂部がハゲるO型があり、両方とも男性毛に分類されます。
また、前頭部と頭頂部の両方がハゲてしまうのが複合型です。
男性毛に及ぼす男性ホルモンの影響について知っておこう
男性毛である前頭部や頭頂部、髭や胸毛の発毛に影響を与えているのが、男性ホルモンの一種であるテストステロンです。男性の四肢や脇毛が多いのは、女性より男性ホルモンの分泌が活発なのが理由です。
男性毛がハゲてしまう仕組みを知っておこう
男性ホルモンのテストステロンが還元酵素の5αリダクターゼと反応すると、DHTと呼ばれるジヒドロテストステロンに変化します。このDHTが脱毛因子を増幅させるので、男性毛がハゲると考えられています。
女性ホルモンの性質と役割について知っておこう
体毛には生え替わる為の周期があり、これをコントロールするのが、女性ホルモンであるエストロゲンの役割です。女性ホルモンが減ると成長期から退行期、休止期までの周期を早めてしまいます。
男性が女性ホルモンを投与したらどうなるか知っておこう
女性ホルモンであるエストロゲンには、DHTによって短縮された成長期の復元が期待されていますが、医学的な保障はありません。個人差があり男性毛の部位に限った効果である事、また副作用が軽視できません。
女性ホルモンを投与した場合の副作用について知っておこう
ハゲを予防改善する為に女性ホルモンを投与した場合、身体的な副作用があります。投与量にもよりますが、女性的な身体の特徴が表れる場合があるのです。
また、投与を停止すると精神的に不安定になる傾向があります。
男性のハゲを予防改善する方法は、女性ホルモンの投与以外にもたくさんあります。保障もなく限定的な効果の為に試すのは、リスクが高いと言わざるを得えません。
女性ホルモンの効果が、医学的に解明されるのを待つのが得策でしょう。