オススメしたいダイバーズ風・チープな時計

  • 2017/07/26
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夏向きの時計を2本、考えてみる

チープなダイバーズの時計を夏向けにチョイス

「腕時計の需要は、絶対になくならない。なぜならフォーマルな場で男性が唯一身に付けられるアクセサリーだから」……こんな風にいった人がいるのですが、なるほどと思いませんか?

特に腕を露出したくなる季節には、夏にふさわしい腕時計が一本欲しくなるもの……だからといってここで、ロレックス「サブマリーナ」だとかブランパン「フィフティ・ファゾムス」といった1本100万円以上する時計をつらつらと並べても、何の参考にもならないであろう上に、もうすでに取り上げていたりするのです。

そこで、今回はもっとチープなダイバーズ(風)の時計を、夏向けに選んでみようと思うのです。条件はオフタイムにしか使わないこと、雑に扱っても壊れない(であろう)こと、そして何よりも手ごろな価格であるということ。
……結果、日本の某メーカーから2本を選出することになりました。ていうか、この価格帯の時計ってやっぱり、セイコー強いんですよね。

 

セイコー「Prospex Diver Scuba」SBDN043 4万円

セイコー「Prospex Diver Scuba」SBDN043

セイコーのダイバーズ「マリーンマスター」シリーズといえば、一部のハードコアなラインナップには「ツナ缶」とごついプロテクタが装着されています。その印象はまあ無骨、そしてでかい! そのメカメカしいルックスには、オヤジの心に潜む男子心がうずくのです。

そんなツナ缶を装着したマリンマスター、間違ってもスーツの袖元から覗かせるのはよろしくないデザインな上に定価は12〜38万円となっていますからオフタイム用だけに購入するのは少々つらいもの。ならば、そのツナ缶を取り入れたもっと安価なモデルはないのか? とみると、あるんですねセイコープロスペックス、SBDN043。

こちらはソーラー駆動・クオーツなので、久しぶりに使う場合にも動き続けてくれているという頼もしさがありがたい。ずっしりとしたつけ心地、存在感もマリーンマスター譲り、防水性能も200mと頼もしい限りです。

 

セイコー「5sports」SNZH55 SNZH59 2万円

お馴染みセイコーの輸出モデル「5スポーツ」の中からの1本こちらはあのブランパン「フィフティ・ファゾムズ」に強く影響を受けたであろう、ルックスが魅力。
細めのベゼルといい、ペン状の針といい、パッと見では本家と見間違うこと間違いなしです。「えーパチもんじゃん!!」そんな声も聞こえてきそうですが、そこはあえてブランパンが誇る元祖ダイバーズウォッチの完成度に敬意を表して、セイコーが出したと解釈して……。

市場価格は2万円を切ってきますから、例えばベルトをNATOに替えたり、ガンガンぶつけたりと100万超えの「本家」では考えにくい使い方をするのが吉でしょう。

海外の5スポーツファンの間では「フィフティファイブ・ファゾムズ」の愛称で親しまれています。「50」に5スポーツの「5」を足してって洒落ですね

まあ、安価な時計だけにハードに使うのが吉とはいえども防水は100m、なんちゃってダイバーズであることをお忘れなく。

 

価格のハードルは低い2本なのですが

価格のハードルは低い2本

最近、何だか迷走していないか? とか、散々攻撃し続けてきたセイコーのダイバーズ(風)の時計が2本、ということになりました。というのも、遊びで身につけるのにピッタリの時計を数多く手がけているメーカーは、世界中探してもセイコー以外には見当たらないから。

いやいや、トゥールビヨンも楽勝で手掛けるバリバリのマニュファクチュールでありながら、こんなイロモノ的な時計も手がけているメーカーは、世界広しといえどもセイコー以外に見当たらないからです。

ただし……今挙げた2本とも本当に大柄な時計、それだけに身につけるには鍛えられた体が必要となります。その点で考えると手に入れるハードルは低い反面、似合うといわれるようになるハードルは随分高い1本ということができるでしょう。
手首って、本当に太くならないんですよね。

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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