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モテる男がたしなむお酒・知っておきたいルールとマナー

  • 2019/07/14
  • ビジネス
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  • 杉浦 直樹【マナーの達人】
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バーのカウンターが似合う素敵な男
忘年会に新年会、歓迎会に送迎会、お花見に暑気払い、誰かの誕生祝いまで、お酒を飲む機会は一年中常にあります。

基本的にお酒というのは楽しく飲むべきものですから、お酒と食べ物がおいしくて価格もリーズナブル、みんなでワイワイ盛り上がれるお店で楽しむのが一番です。

しかしそれは「お酒を飲む雰囲気」を楽しんでいるのであって、「お酒自体」を楽しんでいるわけではありません。
大人の男であれば、いつも賑やかな酒場だけではなく、「お酒をたしなむ」シックなバーの一軒や二軒は行きつけにしておきたいものです。

そこで今回は、

・なぜ大人の男にはバーが必要なのか
・これだけは知っておきたいバーの基本ルール
・バーで「この人素敵だな」と思われるには
・バーにおける意外なOK・思いがけないNG

といった内容についてお話ししていきます。
この記事を読んでいただければバーのカウンターが似合う素敵な男になれるはず。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

男を磨くためにはオーセンティックなバーが最適

オーセンティックとは「本物の、正統的な、信頼できる」といった意味です。
ここでは大人の男がお酒をたしなむのにオーセンティックバーが最適な理由をお話ししていきます。

●カジュアルな酒場ばかりでは男っぷりが向上しない
スポーツバーなどのカジュアルなバーや居酒屋は大勢で楽しくお酒を飲むには最適の場所です。

しかし大勢の人を楽しませるための店作りでは、全員が満足するために「最大公約数」的なものを提供する必要があります。
そのためお酒、フード、店内の雰囲気などを「80%の人が喜ぶクオリティ」にしなければならず、「極端に尖ったもの」や「こだわりまくったマニアックなもの」は提供することができないのです。

そのような酒場は居心地は抜群なのですが、常に最大公約数の中にいるため、他人と差が付きません。

つまりそのような酒場でいくらお酒を飲んでいても、「あの人格好いいな!」と若い人たちに憧れられるような「男っぷり」は向上していかないのです。

●高いチャージ・サービス料は客層を洗練させるためにも必要
オーセンティックなバーというと、「チャージやサービス料が高い!」というイメージを持つ方も多いかと思います。

しかしこの高いチャージやサービス料があるおかげで、オーセンティックなバーには「本気でバーを楽しむ人」しか入店してきません。
わけの分からない有象無象は近寄ってこないのです。

結果として客層が洗練され、「この場では変なことはできないぞ」という良い緊張感が生まれます。

●適度な緊張感が男を磨く
スポーツなどでもそうですが、上達するためには緊張感を持って真剣に取り組む必要があります。

リラックスしてお酒を楽しむ時間ももちろん大切ですが、少しだけ緊張感を持って、バーカウンターで背筋を伸ばして珠玉のお酒を楽しむ。

そうした適度な緊張感こそ、大人の男としての力量を上げていくのです。

 

バーの基本ルール

バーの基本ルール
オーセンティックなバーといっても必要以上に緊張する必要はありません。
ただ最低限守らなければならないルールは存在します。ここではそんなバーの基本ルールを紹介していきます。

●バーは「酔っ払うための場所」ではない
バーはお酒を楽しむ場所ですが、酔っ払うための場所ではありません。

お酒を飲んでいるのですから当然酔いますが、泥酔してへべれけになっては行けないということです。

泥酔してしまうと冷静な判断力がなくなるため、声が大きくなってしまったり、アクションが大きくなってしまったりします。
何よりもせっかくの素晴らしいお酒の味を楽しむことができなくなってしまいます。

そのため泥酔してバーに来店したり、へべれけになるまでバーで飲んではいけません。

●大人数で行かない 多くて3~4人
バーはお酒の味や店内の雰囲気、気の利いた会話を楽しみに行く場所です。
大勢でワイワイと騒ぎに行く場所ではありません。

またオーセンティックなバーは大抵1~2名のバーテンダーで切り盛りしています。そんなバーに大勢で来店してしまうとバーテンダーはその団体にかかりっきりとなり、他のお客さまに十分なサービスを行うことができなくなってしまいます。

バーを訪れる時は、1~2人がベスト、多くても3~4人で来店するようにするのが鉄則です。

●大声で騒がない
大人と子どもが異なるのは「周りの状況に気を使えるかどうか」という点です。

バーではあなたもお酒や会話を楽しんでいますが、周りの方も同じように「場」を楽しんでいます。
そんな時、いくら自分たちが楽しいからといって大声で騒いでいたら、周りの方は落ち着いてお酒を楽しむことができず、せっかくの雰囲気が台無しです。

大声で騒ぎたい時にはカジュアルなバーやチェーン店の居酒屋など、それに相応しい場所があります。

オーセンティックなバーでは一緒にいる人に聞こえる程度のボリュームを抑えた声で会話を楽しみましょう。

●バーの中ではバーテンダーの指示に従う
バーテンダーは「司祭」であるといわれます。
つまりバーの中ではバーテンダーが全てを取り仕切るのです。

そんなバーテンダーに対して「俺は客だぞ、指図をするな!」などということは愚の骨頂。

 

バーの中ではバーテンダーの指示に従いましょう。

バーで「スマートな男」と思われるためには

●初めて行ったバーでは「ジントニック」をオーダーする
初めて行ったバーで最初の一杯に何を注文するか。特にオーセンティックなバーに慣れていない場合は頭を悩ます問題です。

この問題に対しては昔から「最初の一杯にはジントニックをオーダーする」ということが定説となっています。

ジントニックにはベースであるジンの銘柄を何にするか、グラスの冷やし方、ジンとトニックウォーターの配分、ステアの仕方、ライムなどの絞り方・飾り方というように、カクテルの基本が集約されています。
そのためバーテンダーの力量が分かりやすいのです。

ジントニックをオーダーしてみて「あ、ちょっと違うな」と思えばそれ一杯で店を後にすれば良いですし、「ジントニックってこんなにおいしかったっけ?」と感動したのであれば2杯目3杯目を注文し、常連になればなれば良いのです。

●ショートカクテル2~3杯でスマートに立ち去る
バーの基本ルールでお話ししたとおり、オーセンティックなバーは酔っ払うための場所ではありません。

そのため飲む量は2~3杯に押さえておくのが賢明です。

また飲食店の売り上げは客の回転数で決まるため、あまり長時間滞在するのは店側に喜ばれません。

カクテルにはマティーニなど基本的にグラスに氷を入れず、短時間で飲みきる「ショートカクテル」と、ジントニックのように大きめのグラスに氷を入れ、時間をかけて楽しめるようにした「ロングカクテル」があります。

このショートカクテルを2~3杯、クイッと飲み干し、「じゃあ、また来ます」といって立ち去れば、バーテンダーも喜びますし、あなた自身も酔態をさらすことがないため、「スマートで格好いい人」と思ってもらえるはずです。

●カクテルのベースを銘柄指定でオーダーする
バーテンダーはお酒のプロですから、「何かおすすめのものをお願いします」とオーダーしても、お客さまの様子を見て最適の一杯を作ってくれます。

しかしバーテンダーは職人という一面もありますから、客がこだわった注文をすれば、「よっしゃ」と気合いが入り、極上の一杯を作ってくれるのです。

そこで例えばマティーニやジントニックなど、ジンベースのカクテルを注文する時でも、ベースのジンを、「タンカレーで作ってください」、「ゴードンでお願いします」、「ボンベイ・サファイアで飲んでみたいです」と銘柄指定でオーダーしてみましょう。
バーテンダーは「お、ちょっとこだわりのある客だ」と思い、気合いの入ったカクテルを提供してくれるはずです。

 

意外とOKなこと・思いがけずNGなこと

●ノンアルコールを頼むのはOK
バーはお酒を楽しみに行く場所ですが、その日の予定やシチュエーション、体調などによってアルコールが飲めない場合もあります。

そんな時は「バーに来たのにノンアルコールを頼んではまずいよな」と考えず、堂々とノンアルコールドリンクを頼みましょう。

お店側としても売上になるわけですし、お酒を飲めない日なのに来てくれたと喜んでくれるはずです。

オーダーするものとしてはトニックウォーターか辛口のジンジャエールがおすすめです。
間違っても「お水をください」といって何もオーダーしない人になってはいけません。

●カクテルをオーダーして「チェイサーください」はNG
よくお水が欲しい時「チェイサーください」といっている人を見かけます。

しかしチェイサーとは本来ウイスキーやブランデー、スピリッツなどアルコール度数が高いお酒をストレートやロックで飲む時、合間に口の中をリセットするために飲む水です。
そのため、カクテルにはチェイサーは必要ありません。

とはいえカクテルを飲んでいる時も喉が渇いてお水が欲しい時もあります。
そんな時は素直に「お水をいただけますか」とお願いしましょう。

 

オーセンティックなバーでお酒のルールとマナーを学ぼう

オーセンティックなバーでお酒のルールとマナーを学ぼう
ベテランのバーテンダーさんがいるオーセンティックなバーは、「お酒の学校」です。

大勢でワイワイ盛り上がる酒場も良いのですが、そのような場所では珍しいお酒の種類やカクテルの種類、また酒場でかっこよく振る舞うためのルールやマナーを学ぶことはできません。

やはりたまにはバーに足を運び、大人の男が身につけるべき酒場の作法を身につけましょう。

あなたを見る周りの目が確実に変わってくるはずです。

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この記事の作者

杉浦 直樹【マナーの達人】
杉浦 直樹【マナーの達人】
間国宝 故四代目中村雀右衛門門下の元歌舞伎役者。日本舞踊の師匠は藤間流宗家七世藤間勘十郎(現三世藤間勘祖)。幼少の時より日本舞踊を習い、大学卒業後歌舞伎役者となり、歌舞伎座、国立劇場などの舞台に立つ。三味線、鼓などを得意とし、能や狂言、落語といった他の伝統芸能にも造詣が深い。歌舞伎役者を引退した後はJSA(日本ソムリエ協会)認定ソムリエの資格を取得し、広尾のフレンチレストランをソムリエ兼支配人として運営していたことから、ワイン、テーブルマナーにも詳しい。特にブルゴーニュとシャンパーニュの古酒(40年以上前のもの)を得意とし、繊細で壊れやすい古酒ワインを料理とマリアージュさせる知識には定評がある。
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