オヤジに朗報!本わさびに育毛効果が?!
- 2017/05/27
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本わさびに育毛促進効果
2017年5月16日の中日新聞のオンライン版で、「本わさび」に含まれる成分が育毛を促すという報道がありました。記事によると、発信したのは愛知県名古屋市にある、わさびメーカーの「金印(きんじるし)」という会社です。
毛乳頭細胞を使った細胞実験で「本わさび」によって、毛乳頭細胞が活性化され、残念ながら、人の頭で育毛が確認されたわけではありませんでしたが、薄毛で悩む男性にとっては、最後の望みを託したくなる記事だったことでしょう。薄毛業界では、ちょっとした話題となっています。
薄毛とは?薄毛の原因は?その対策
加齢によって毛髪の本数は特に変わっていないにもかかわらず、「ヘアサイクル」と呼ばれる、「髪が抜けて生え変わるサイクル」が起こるたびに、髪の毛1本1本が細くなって頭皮がうっすら透けて見えることも薄毛ですし、なんらかの理由で抜け毛が増えて本数自体が少なくなって、次に新しく髪の毛が生えてこないことも薄毛ですが、シャンプーの時などに結構抜けていて驚くことがありますが、皮膚科学会の発表でも1日あたり100本程度は自然に脱毛しているとのことです。
薄毛の原因としてよく耳にするのは、「頭皮の血行が悪いこと」があげられますが、血行が悪くなると細胞に栄養が届きにくくなることは明らかで、当然、髪の毛は抜けやすく、生えにくくなるといえます。頭皮マッサージで血流を良くすることは効果的といえるでしょう。
また、よく「髪の毛が抜けやすい薄毛の男性は頭皮が固い」といわれるたりもしますが、頭皮マッサージによって頭皮を動かすと血流がよくなるため、目に見える効果は低いものの、民間療法のなかでは、ある程度理に適った対処法とも言えます。
薄毛の原因として、他にも「男性ホルモン」や「遺伝」などが有名ですが、本当に男性ホルモンによる影響で薄毛になっているかどうかは、正確にはクリニックなどで遺伝子検査を受けたりしなければ分かりません。実際、遺伝によって薄毛となっていると思われていた男性も、実は生活習慣が原因だったというケースもよくあります。頭皮が油っぽいと、毛穴が詰まり、皮膚に湿疹などができやすくなりますが、これは脱毛の大きな原因ともなります。そして、皮膚に湿疹が出来ると、フケやかゆみでどうしても掻いてしまうため、抜け毛の症状が起きやすく、それを男性型脱毛症と勘違いするケースもあるようです。
本わさびが薄毛に効くかもしれないメカニズム
記事によると、「本わさび」の葉に含まれる「イソサポナリン」、根茎に含まれる「6-MSITC」という成分が、発毛効果があるとして外用薬に採用されている「ミノキシジル」の3倍に達するということでした。ミノキシジルといえば、AGA(男性型脱毛症)のクリニックでも処方される薬で、実際に多くの発毛症例が実績としてあるため、一定の効果が期待できそうです。
しかし、市販のチューブわさびには「本わさび」はほとんど含まれていないので、いくら効果が期待されているとはいえ、あわててチューブわさびを買いにいっても意味がありません。