ベジファーストでは痩せない?!腹筋を割りたい人の正しい食事法
- 2018/08/04
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野菜を先に食べるベジファースト
太りにくい食べ方として一時とても話題となってベジファースト。大きなブームは去りましたが日常的にベジファーストな食事を心がけている人はとても多いと思います。
ベジファーストというのはその名の通り「野菜を先に食べよう」という食事方法です。炭水化物やタンパク質、脂質がメインの食材よりも先に食物繊維を多く含む野菜を食べておくことで、脂質や糖質の吸収を緩やかにしようというのがその目的であり理屈です。
ただ、ベジファーストを毎食心がけているにも関わらずちっとも痩せない。それどころか相変わらず太り続けている。という人も相当な割合存在します。
ベジファーストには実は効果がないのでしょうか?それとも単に野菜を先に食べるだけではダメなのでしょうか。
今回はベジファーストの正しい方法や、太りにくい食事法について解説していきましょう。
ベジファーストで痩せない理由
ベジファーストは確かに理屈の上ではダイエットに良い影響を与える食事法だと言えます。食物繊維は脂質や糖質を巻き込み、小腸へ移動するスピードをゆっくりにしてくれます。また、小腸からの吸収スピードも遅くなりますから急激にインスリンが分泌される可能性も低くなります。インスリンは脂肪細胞へと栄養を送り込む役割を担っていますから、この分泌量が抑えられるという事はダイエットにプラスの効果があると考えて間違いありません。
ただ、ベジファーストには注意点もあるのです。それは「一般的に思われている以上に早いタイミングで野菜を摂る必要がある」という点です。
早いタイミングというのは脂質や糖質を含む食品を摂る30分前です。このくらいのタイミングで野菜を摂らなければ上述したベジファーストとしての利点はほとんど得られないとされています。
しかし、実際の食事の場面で野菜を先に食べてから30分も時間を空けられる人というのは稀でしょう。食事を摂る前にサラダを食べておく必要があるわけですが、特に仕事中や外出中ではこれは難しいですよね。
これがベジファーストを心がけていても痩せない最も大きな理由です。まずサラダを食べてから他の物を食べる…程度では効果がほとんど無いのです。
食物繊維はサプリで摂ろう
そこでオススメしたいのが食物繊維系のサプリメントです。これは難消化性デキストリンでもいいですし、キトサンでも良いでしょう。これらを粉末や錠剤の形で食事に行く前に飲んでおくのです。
サプリメントなら外出先でも手軽に摂れますし工夫すれば持ち運びも簡単です。野菜よりも値段は安いですし正しいベジファーストと同じ効果を得るには最も確実な方法となります。
もちろん野菜やサプリを飲んだからといって脂質や糖質をたくさん摂りすぎてしまっては意味がありません。ベジファーストはあくまでもほんの少し、体脂肪が増えるのを抑制してくれる効果があるくらいなのです。
炭水化物はそもそも抜くべき?
糖質が吸収されるのを抑えるくらいなら、はじめっから糖質を摂らなければいいのでは?という発想をする人もいるでしょう。これは間違いではありません。
ただ、糖質をガッツリ抜いてしまうと血糖値が下がるため体にダルさやキツさを感じる事があります。糖質を抜き慣れていない人などは特にしんどくなると予想されます。
もちろん糖質を抜けばインスリンはあまり分泌されなくなりますし結果敵に摂取カロリーも少なくなることが予想されます。そうなるとダイエットは更にスピーディーに進んでいくことでしょう。某ライザップの糖質制限ダイエットに近いイメージですね。
どのくらいのペースで体脂肪を落としたいのか。状況によって適した食事方法を選択するのが賢いダイエット方法と言えそうです。