テクノブレイクが実在していたなんて…

「テクノブレイク」というネットスラングを耳にしたことはありませんか。
これは正式な医学用語ではなく、「オナニーのし過ぎで死亡した」という嘘ニュースから誕生した言葉です。
しかし、実際にオナニーが原因で死に至るケースもあると言われているので、我々も他人事ではありません。
そのメカニズムについても諸説あり、海外でもオナニー中に死亡した事例がいくつも報告されています。

「オナニー死」は日本で毎年200～300件！？

「オナニー死が実在しているとしても、世界で数例とかそんなもんでしょ？」と甘く見てはいけません。
東京都監察医務医院の監察医である上野正彦氏によると、日本全国で毎年200～300件ものオナニー死と思われる死亡事例があるのだとか。
さらに、「遺族がオナニー死を恥ずかしく思って、死体に細工を施すこともある」という生々しいエピソードも…。

海外で報告されているオナニー死

≪イギリス人女性のケース≫
パソコンでエッチな画像を見ながらバイブオナニーをしていたところ、心臓発作で死亡。
オナニー中だったので、下半身を露出したままお亡くなりになったようです…。
生前、持病などはなく、健康だったとの証言も。

≪ブラジル人男性のケース≫
頻繁にオナニーをする16歳の少年だったそうです。
心筋梗塞で死亡したと報道されました。

オナニーで死に至るメカニズム

男性は射精した際に、激しい運動をした時と同じくらいの負担が心肺にかかるのだとか。
「射精時の負担は、100メートルを全力で走った時と同じ」という話を聞いたことがある人もいるかと思いますが、あながち嘘ではないみたいです。
また、オナニーのやり方にも問題があり、刺激を追求しすぎると体への負担が大きくなり、死亡するリスクが高くなるという見解もあります。

オナニー死を回避するには？

オナニー死は専門家の間でも意見が割れているので、回避方法も曖昧です。
しかし、原因がオナニーであれ何であれ、オナニー中に死ぬのだけは避けたいものですよね。

オナニー死の原因として挙げられているのは、オナニーによる心肺への負担以外に、血管の衰えも指摘されています。
血管が加齢や乱れた生活習慣によって衰えている場合、オナニーによる急激な興奮によって切れてしまう恐れがあります。
また、血圧が急に上がって心不全やくも膜下出血が起こることも考えられるので、激しいオナニーは控えたほうがいいでしょう。
となると、血圧や心拍数を上昇させるという意味ではアルコールも危険です。
飲酒中や飲酒後のオナニーもやめておいたほうが良さそうですね。

それでもやめられないのがオナニー

セックスよりもオナニーのほうが気持ちいいという人が男女問わずいるので、オナニー死があるのだとしたら人間が滅ぶまでなくなることはないでしょう。
とはいえ、オナニーで死んでしまったら笑えないので、健康な体で適度にオナニーを楽しんでくださいね。